問題 5
1 番
正解:3
園芸店で女の人と店の人が話しています。
女:あのう、すみません。庭に花を植えたいんです。明るい色の。でも、どれがいいかわからなくて、
初心者なんで、手入れが簡単なものがいいんですけど。
男:なるほど。
女:ああ、それと、せっかく植えるなら、なるべく長い間花が楽しめるものがいいんですけど。
男:それでしたなら、こちらの花のカタログご覧ください。この一番の花、これは一年中赤やピンクの
色鮮やかな花が咲きますよ。ただ虫がつきやすいんで、 まめに面倒を見てやんなきゃならないんですけ
どね。手入れが楽っていうのは、あっ、この二番の花。これはほっといてもめったに枯れたりしません
ね。春の二週間ほどですが、いろんな色の花が楽しめますよ。
女:うーん、花が咲くなら木でもいいかなと思ってるんですけど、背が低いものだったら。
男: そうですか。 あっ、 でしたら、 こちらの三番はいかがですか。 腰ぐらいの高さにしかならない木で、
切っていても葉っぱは落ちないので、手がかかりませんよ。濃いピンクの花が年間通して楽しめます。
あっ、この四番の花もお勧めです。これも木なんで、一度植えたら、植え替える必要もないですし、 ほ
とんど虫がつくこともないですよ。まあ、これは先ほどの三番の花にも言えることなんですけどね。 四
番の花は白で、春から夏にかけて楽しめます。葉っぱは秋から冬に全部落ちれてしまいますけどね。
女:どれにしよう。難しいな。手入れが大変なのはやっぱり無理だし、葉っぱが落ちちゃうのも掃除が
面倒だしなあ、後花が長く咲いてるの、となると、これかな?これください!
男:ありがとうございます。
女の人はどの花を買いますか 。
1 一番の花
2 二番の花
3 三番の花
4 四番の花
2 番
正解:3
会社で、男の上司と二人の社員が話しています。
男 1:ああ、会社の宣伝用ポスターは新しくする件だけど。
男 2:はい。
男 1:そろそろどこに作ってもらうか決めたいんだけど。検討進んでる?
男 2:はい。今のところ、前回お願いしたとこと、先日サンプルをもらった新しいとこの二社に見積も
りを取っていて。これが見積もりです。
男 1:どれ?うーん。これだと、新しいところのほうがだいぶ高いね。
女:そんなんです。私は前回のところがいいじゃないかなって思ってるんですけど、お互いやり方もわ
かってますし。
男 2:でも、前回のは、デザインがあんまり面白くなかったし、僕としては新しいほうにお願いして、
斬新なイメージを出したいんですけど。
男1:うん、確かにこの間もらったサンプル、結構よかったなあ。
男2:はい。予算のことはまだ話し合いの余地があると思いますし。
女:確かにデザイン面ではこっちのほうはいいんですけど。でも値下げに応じてくれるかどうか。
男1: わかった。 じゃあ、 とりあえずそこにかけあってみてくれる?それで、 下げてもらえるようなら、
依頼する方向で。
男2:わかりました。連絡とってみます。
ポスターについて、これからまずどうすることになりましたか。
1 前回の会社からサンプルをもらう。
2 前回の会社から見積もりをもらう。
3 新規の会社と価格を交渉する。
4 新規の会社に製作を依頼する。
3番
質問 1
1 りんご
2 秋の日
3 分かれ道
4 金魚
質問 2
1 りんご
2 秋の日
3 分かれ道
4 金魚
質問 1 正解 2
質問 2 正解 1
ラジオを聴きながら、女の人と男の人が話しています。
ラジオ:今日は秋の夜長にお勧めの本四冊をご紹介します。まずは昨年の文学賞を受賞した「りんご」 。
四十代女性編集者と三十代フリーターの男性、 そして二十代の女子学生が三人で一軒屋を借りて暮らす
というストーリーです。世代の違う三人の交流を丁寧に描いています。続いて「秋の日 」 、一人暮らし
の老人が訪問ボランティアで来る若者に自分の人生を語るうちに、 互いの孤独から解放されていく話で
す。三冊目は「分かれ道」 。日本の金融業界を巡るサスペンスですが、同時に主人公の成長も描かれて
います。最後は「金魚」 。そばやの主人の目を通して、江戸の文化が開花した時代の人々の様子を生き
生きと描いた作品です。
女:これ、私はもう全部読んじゃった。老人の話が一番面白かったなあ。
男:僕もどれか読んでみようかなあ。
女:銀行の話なんかがいいんじゃない。
男:うーん、うちに帰ってまだ仕事のことなんか考えたくないよ。
女: そうか、 サスペンスだから好きだと思うだけど。 ええと、 後は時代小説はあまり読まないでしょう。
けっこうおもしろいけど。
男:そうだね。どっちかっていうと、現代もののほうがいいかな。うーん、老人の話がいいかな。ね、
三人の共同生活の話って恋愛ものなの?
女:いや、そうなりそうになるんだけど、ならないんだよね。そこがおもしろいかなっと。
男:そうか。じゃ、そっちを先に読もうかな。
質問1 女の人はどの本が一番面白いと思いましたか。
質問2 男の人はどの本を最初に読むことにしましたか。