お世話をする側に立つから、お世話をされるようになる。 | 説得力を高める30の方法
「ギブ&テイク」という言葉は、よく耳にします。
しかし「テイク&ギブ」という言葉は、不思議と耳にしません。
物事のやりとりの基本は「まず与えてから受け取る」という流れだからです。
テイク(受け取ること)は、ギブ(与えること)から始まります。
「テイク&ギブ」ではなく「ギブ&テイク」です。
お願いをするときには、最初にギブをしておかないといけないということです。
与えることもなしに、受け取ろうというのは虫のいい話です。
嫌われる人の共通点です。
あなたは、お世話をする側に立っていますか。
「お世話をされるほうが楽だ」と思っていると、実は余計に大変になります。
人からの協力を得ることができなくなり、孤立してしまうからです。
誰かをお世話して、その喜んでくれる笑顔を見て、あなたも喜ぶのです。
相手をお世話しながら、自分も楽しむことができます。
日ごろから、お世話をする側に立っている人は、いざというときにお願いを聞いてもらいやすくなります。
ギブをしている人ほど、テイクもされやすくなるからです。