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第2章 ふくろうのつぶて A Peck of Owls(15)

时间: 2023-05-19    进入日语论坛
核心提示:「なんたることだ」喚わめき声とともに、バーノンおじさんは口ひげをごっそり引き抜いた。ここしばらく、そこまで追い詰つめられ
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「なんたることだ」喚わめき声とともに、バーノンおじさんは口ひげをごっそり引き抜いた。ここしばらく、そこまで追い詰つめられることはなかったのだが。

「ここにふくろうは入れんぞ こんなことは許さん。わかったか」

しかし、ハリーはすでにふくろうの脚あしから羊よう皮ひ紙しの巻まき紙がみを引っ張り取っていた。ダンブルドアからの、すべてを説明する手紙に違いない――吸魂鬼、フィッグばあさん、魔法省の意図、ダンブルドアがすべてをどう処しょ理りするつもりなのかなど――そう強く信じていただけに、シリウスの筆ひっ跡せきを見てハリーはがっかりした。そんなことはこれまで一度もなかったのだが。ふくろうのことで喚わめき続けるバーノンおじさんを尻目しりめに、いま来たふくろうが煙突に戻るとき巻き上げたもうもうたる埃ほこりに目を細めて、ハリーはシリウスの手紙を読んだ。

アーサーが、何が起こったのかを、いま、みんなに話してくれた。何があろうとも、決して家を離はなれてはいけない。

これだけいろいろな出来事が今夜起こったというのに、その回答がこの手紙じゃ、あまりにもお粗末そまつじゃないか、とハリーは思った。そして、羊よう皮ひ紙しを裏うら返がえし、続きはないかと探した。しかし何もない。

ハリーはまた癇かん癪しゃく玉だまが膨ふくらんできた。二体の吸きゅう魂こん鬼きをたった一人で追い払ったのに、誰も「よくやった」って言わないのか ウィーズリーおじさんもシリウスも、まるでハリーが悪さをしたかのような反応で、被害ひがいがどのくらいかを確かく認にんするまでは、ハリーへの小言こごともお預あずけだとでも言わんばかりだ。

「……ふくろうがつっつき、もとい、ふくろうがつぎつぎ、わしの家を出たり入ったり。許さんぞ、小僧こぞう、わしは絶対――」

「僕はふくろうが来るのを止められない」ハリーはシリウスの手紙を握にぎりつぶしながらぶっきらぼうに言った。

「今夜何が起こったのか、本当のことを言え」バーノンおじさんが吠ほえた。「キューコンダーとかがダドリーを傷きずつけたのなら、なんでおまえが退学になる おまえは『例のあれ』をやったのだ。自分で白はく状じょうしただろうが」


    “看在老天的分儿上!”弗农姨父大叫,把一撮撮胡子连根拔了下来。他已经很长时间没有被逼到这份儿上了,“不许猫头鹰到这里来,我受不了啦,你给我听着!”
    可是哈利已经从猫头鹰脚上扯下了一卷羊皮纸。他相信这封信肯定是邓布利多寄来的,而且把所有的事情都解释清楚了—— 摄魂怪、费格太太、魔法部的勾当,还有他邓布利多打算怎样把事情摆平—— 因此,平生第一次,他看到小天狼星的笔迹后感到非常失望。他没有理睬弗农姨父继续对猫头鹰的事情大叫大嚷,刚来的猫头鹰扑扇着翅膀从烟囱里飞出去时又卷起一片灰尘,他只好眯起眼睛,读着小天狼星的来信。
    亚瑟刚刚把事情告诉了我们。无论如何,你千万别再离开那所房子。
    哈利觉得,对今晚发生的事情做出这样的反应实在是太不够意思了。他把羊皮纸翻了过来,以为反面还有话,但什么也没有。
    他的火气又上来了。他只身一人打跑了两个摄魂怪,难道就没有一个人对他说一声“干得漂亮”?看韦斯莱先生和小天狼星的反应就好像他做了什么错事,他们要等到弄清他造成了多大的破坏,再好好地训斥他一顿。
    “一堆,我的意思是,一群猫头鹰在我的家里飞出飞进。我不允许,小子,我不—— ”
    “猫头鹰要来,我也没有办法。”哈利没好气地说,使劲把小天狼星的来信捏在手心里。
    “我想知道今晚事情的真相!”弗农姨父厉声吼道,“如果是摄魂怪伤害了达力, 为什么你会被开除呢?你干了那事儿,你已经承认了!”
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