ルバーブ・クランブルにカスタードクリームをかけて、三回もお代わりしたあと、ハリーは、ジーンズのベルトが気持悪いほどきつく感じたこれはただごとではなかった。なにしろダドリーのお下がりジーンズなのだから。ハリーがスプーンを置くころは、会話もだいたい一いち段だん落らくしていた。ウィーズリーおじさんは、満ち足りてくつろいだ様子で椅子に寄より掛かかり、トンクスは鼻が元どおりになり大おお欠伸あくびをしていた。ジニーはクルックシャンクスを食しょっ器き棚だなの下から誘さそい出し、床にあぐらをかき、バタービールのコルク栓せんを転がして猫に追わせていた。
「もうおやすみの時間ね」ウィーズリーおばさんが、欠伸しながら言った。
「いや、モリー、まだだ」シリウスが空からになった自分の皿を押し退のけ、ハリーのほうを向いて言った。「いいか、君には驚おどろいたよ。ここに着いたとき、君は真っ先にヴォルデモートのことを聞くだろうと思っていたんだが」
部屋の雰ふん囲い気きがさーっと変わった。吸きゅう魂こん鬼きが現れたときのような急きゅう激げきな変化だと、ハリーは思った。一いっ瞬しゅん前は、眠たげでくつろいでいたのに、いまや、警けい戒かいし、張りつめている。ヴォルデモートの名前が出たとたん、テーブル全体に戦慄せんりつが走った。ちょうどワインを飲もうとしていたルーピンは、緊きん張ちょうした面持おももちで、ゆっくりとゴブレットを下に置いた。
三份大黄面包屑,接着又是蛋奶糕,哈利牛仔裤的裤腰紧得难受了(这是很能说明问题的,因为那条牛仔裤本来是达力的)。哈利放下勺子时,饭桌上的谈话逐渐平静了下来。韦斯莱先生靠在椅子背上,一副吃饱喝足、身心放松的样子。唐克斯张着大嘴打哈欠,她的鼻子已经恢复了正常。金妮把克鲁克山从碗橱下面引了出来,这会儿正盘腿坐在地上,把一些黄油啤酒的软木塞滚来滚去,让克鲁克山追着玩儿。
“差不多该上床睡觉了,我想。”韦斯莱夫人打着哈欠说。
“还没有呢,莫丽。”小天狼星把面前的空盘子推到一边,转脸望着哈利,“知道吗,我真为你感到吃惊呢。我以为你到这里的第一件事就是询问关于伏地魔的情况。”
屋里的气氛突然变了,速度如此之快,哈利还以为是摄魂怪来了。几秒钟前还是那样轻松悠闲,令人昏昏欲睡,现在却变得警觉,甚至是紧张了。听到伏地魔的名字,饭桌周围掠过一阵战栗。卢平刚才端起杯子正要喝酒,这时慢慢放下酒杯,露出警惕的神情。