「まだ終らないの」おばさんは戸棚とだなに首を突つっ込こんだ。
「休んだらどうかって言いにきたのかと思ったよ」ロンが苦々にがにがしげに言った。「この屋敷に来てから、僕たちがどんなに大量の黴を処しょ理りしたか、ご存知ぞんじですかね」
「あなたたちは騎士団の役に立ちたいと、とても熱心でしたね」おばさんが言った。「この本部を住める状じょう態たいにすることで、お役目が果たせるのですよ」
「屋敷しもべみたいな気分だ」ロンがブスブス言った。
「さあ、しもべ妖よう精せいがどんなにひどい暮らしをしているか、やっとわかったようだから、もう少し『しもべ妖精福祉振興協会』に熱心になってくれるでしょ」
おばさんが三人に任まかせて出て行ったあと、ハーマイオニーが期待を込めて言った。
「ねえ、もしかしたら、お掃除そうじばかりしていることがどんなにひどいかを、みんなに体験させるのも悪くないかもね――グリフィンドールの談だん話わ室しつを磨みがき上げるスポンサーつきのイベントをやって、収しゅう益えきはすべて『スピュー』に入ることにして。意識も高まるし、基金ききんも貯たまるわ」
「僕、君が『反吐』のことを言わなくなるためのスポンサーになるよ」ロンは、ハリーにしか聞こえないようにイライラと呟つぶやいた。
“还没有弄完吗?”她说着把脑袋探进了小橱。
“我还以为你会过来叫我们休息一会儿呢!”罗恩气呼呼地说,“你知道我们来这里已经清除多少霉菌了吗?”
“你们这么热心想帮助凤凰社,”韦斯莱夫人说,“把指挥部打扫得能够住人也算是你们的一份贡献嘛。”
“我觉得自己像个家养小精灵。”罗恩嘟嚷道。
“是啊,现在你该明白他们过着多么悲惨的生活了吧,也许你会更积极地对待S.P.E.W.了!”赫敏满怀希望地说,韦斯莱夫人径自走开了。
“你们知道吗,让人们体会到从早到晚都在打扫卫生是多么可怕,这个主意倒不坏——我们可以发起一个打扫格兰芬多公共休息室的活动,所有的收益都归S.P.E.W.,这样不仅可以筹集资金,还能提高人们的觉悟。”
“我拜托你别再谈什么‘呕吐’了。”罗恩不耐烦地咕哝道,但声音很低,只有哈利能听见。