ウィーズリーおばさんは六時ごろに、教科書をどっさり抱えてダイアゴン横よこ丁ちょうから帰ってきた。厚い渋紙しぶがみに包まれた長い包みを、ロンが待ち切れないように呻うめき声を上げて奪うばい取った。
「いまは包みを開けないで。みんなが夕食に来ますからね。さあ、下に来てちょうだい」
おばさんが言った。しかし、おばさんの姿が見えなくなるや否いなや、ロンは夢中で包み紙を破り、満まん面めん恍こう惚こつの表情で新品の箒ほうきを隅すみから隅まで舐なめるように眺ながめた。
地下には、夕食のご馳走ちそうがぎっしりのテーブルの上に、ウィーズリーおばさんが掲かかげた真紅しんくの横おう断だん幕まくがあった。
おばさんは、ハリーの見るかぎり、この夏休み一番の上じょう機き嫌げんだった。
「テーブルに着いて食べるのじゃなくて、立りっ食しょくパーティはどうかと思って」ハリー、ロン、ハーマイオニー、フレッド、ジョージ、ジニーが厨ちゅう房ぼうに入ると、おばさんが言った。
「お父さまもビルも来ますよ、ロン。二人にふくろうを送ったら、それはそれは大喜びだったわ」おばさんはにっこりした。
フレッドはやれやれという顔をした。
シリウス、ルーピン、トンクス、キングズリー・シャックルボルトはもう来ていたし、マッド‐アイ・ムーディも、ハリーがバタービールを手に取って間もなく、コツッコツッと現れた。
大约六点钟的时候,韦斯莱夫人从对角巷回来了,抱着一大堆书,还拎着一个长长的、棕色厚纸包着的东西,罗恩充满渴望地叹息了一声,从她手里拿了过来。
“先别忙着打开,大家要来吃晚饭了,我希望你们都下楼去。”韦斯莱夫人说,可是她刚走开,罗恩就急不可耐地扯开包装纸,上上下下、仔仔细细地端详着他的新扫帚,脸上是一种欣喜若狂的表情。
在下面的地下室里,韦斯莱夫人在无比丰盛的饭桌上方挂出一条鲜红色的横幅,上面写着:
热烈祝贺罗恩和赫敏当选级长
她情绪非常好,整个假期哈利都没见她这么高兴过。
“我想我们应该搞一个小小的晚会,而不是一本正经地坐着吃饭,”看到哈利、罗恩、赫敏、弗雷德、乔治和金妮走进厨房,她对他们说道,“你父亲和比尔正在路上呢,罗恩。我派猫头鹰给他们俩都送了信,他们都激动坏了。”她满脸喜色地补充道。
弗雷德翻了翻眼睛。
小天狼星、卢平、唐克斯和金斯莱·沙克尔已经到了,哈利给自己倒了一杯黄油啤酒后不久,疯眼汉穆迪就脚步沉重地走了进来。