「私、今年は少しよくなるんじゃないかと思ったんだけど」ハーマイオニーが失望したように言った。「だって……ほら……」ハーマイオニーは慎しん重ちょうにあたりを見回した。両りょう脇わきに少なくとも六人分ぐらいの空あきがあり、テーブルのそばを通りかかる者もいない。「……スネイプは騎き士し団だん員いんだし」
「毒キノコは腐くさっても毒キノコ」ロンが偉えらそうに言った。「スネイプを信用するなんて、ダンブルドアはどうかしてるって、僕はずっとそう思ってた。あいつが『例のあの人』のために働くのをやめたって証しょう拠こがどこにある」
「あなたに教えてくれなくとも、ロン、ダンブルドアにはきっと十分な証拠があるのよ」ハーマイオニーが食ってかかった。
「あーあ、二人ともやめろよ」ロンが言い返そうと口を開いたとき、ハリーが重苦しい声を出した。ロンもハーマイオニーも怒った顔のまま固まった。
「いい加減かげんにやめてくれないか」ハリーが言った。「お互いに角突つのつき合わせてばっかりだ。頭に来るよ」食べかけのシェパード・パイをそのままに、ハリーはカバンを肩に引ひっ掛かけ、二人を残してその場を離はなれた。
“我还以为他今年会有点儿好转呢,”赫敏用失望的口气说,“我的意思是——你们知道的——”
她小心地望了望四周,他们两边都空着六七个座位,也没有人从桌子旁走过。
“——现在他加入了凤凰社,还有所有的一切。”
“毒蘑菇是不会改变它们的斑点的,”罗恩一针见血地说,“反正,我一直认为邓布利多真是疯了,居然相信斯内普。有什么证据能证明他真的不再为神秘人工作了呢?”
“我认为邓布利多大概得到了足够的证据,尽管他没有拿给你看,罗恩。”赫敏毫不客气地说。
“哦,闭嘴吧,你们两个。”
罗恩张嘴正要反驳,哈利烦躁地说。赫敏和罗恩都怔住了,显得又生气又委屈。
“你们就不能消停一会儿?”哈利说,“总是没完没了地斗来斗去,都快把我逼疯了。”说完,他扔下自己的肉馅土豆泥馅饼,把书包甩上肩头,扬长而去,留下两人坐在那里直发愣。