ハリーはロンを見た。
「さあ」ハリーはまったくのお笑い種ぐさだという感じで切り出した。「もし君が――えーと――なんだっけ」――ハリーはパーシーの手紙を見直した――「ああ、そうそう――僕との『繋つながりを断たち切る』つもりでも、僕は暴ぼう力りょくを振るわないと誓ちかうよ」
「返してくれ」ロンは手をさし出した。「あいつは――」ロンは手紙を半分に破いた。言葉も切れ切れだった。「世界中で――」ロンは手紙を四つに破いた。「一番の――」八つに破いた。「大バカヤロだ」。ロンは破った手紙を暖炉だんろに投げ入れた。
「さあ、夜明け前にこいつをやっつけなきゃ」ロンはシニストラ先生の論文ろんぶんを再び手元に引き寄せながら、ハリーに向かってきびきびと言った。
ハーマイオニーは、何とも言えない表情を浮かべてロンを見つめていた。
「あ、それ、こっちによこして」ハーマイオニーが唐突とうとつに言った。
「え」ロンが聞き返した。
「それ、こっちにちょうだい。目を通して、直してあげる」ハーマイオニーが言った。
「本気か ああ、ハーマイオニー、君は命の恩人おんじんだ」ロンが言った。「僕、なんと言って――」
「あなたたちに言ってほしいのは、『僕たちは、もう決してこんなにぎりぎりまで宿題を延のばしません』だわ」両手を突き出して二人のレポートを受け取りながら、ハーマイオニーはちょっとおかしそうな顔をした。
「ハーマイオニー、ほんとにありがとう」ハリーは弱々しく礼を言い、レポートを渡すと、目を擦こすりながら肘ひじ掛かけ椅い子すに深々と座り込んだ。
哈利抬头看着罗恩。
“嗯,”他说,努力使声音听上去似乎他觉得整个事情都非常可笑,“如果你想——嗯——怎么说来着?”——他看了看珀西的信——“噢,对了——跟我‘断绝关系’,我发誓我绝不会有暴力倾向。”
“把信还给我,”罗恩伸出手说,“他是——”罗恩冲动地说,一把将珀西的信撕成两半,“世界上——”他将信撕成四片,“最大的——”他将信撕成八片,“傻瓜。”他把碎纸片扔进了炉火。
“来吧,我们得在天亮前把这东西写完。”他轻快地对哈利说,把辛尼斯塔教授的论文又拉到面前。赫敏望着罗恩,脸上的表情有些古怪。
“哦,把它们拿过来。”她突然说道。
“什么?”罗恩说。
“把它们给我,我看一遍,修改一下。”她说。
“你说的是真的?啊,赫敏,你真是一个救命恩人,”罗恩说,“我该说什么——”
“你只要说:‘我们保证再也不把家庭作业拖到这么晚了。”’她说着伸出两只手接过他们的论文,但她还是显得挺愉快的。
“万分感谢,赫敏。”哈利疲倦地说,把论文递了过去,瘫坐在他的扶手椅上揉着眼睛。