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第15章 ホグワーツ高等尋問官(20)_ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网

时间: 2024-10-24    作者: destoon    进入日语论坛
核心提示:「この宇宙に、宿題よりもっと大切なものがあるなんて思わなかったぜ」ロンが言った。「バカなこと言わないで。もちろんあるわ」
(单词翻译:双击或拖选)

「この宇宙に、宿題よりもっと大切なものがあるなんて思わなかったぜ」ロンが言った。

「バカなこと言わないで。もちろんあるわ」ハーマイオニーが言った。いま突然ハーマイオニーの顔は、しもべ妖精福祉振興協会の話をするときにいつも見せる、迸ほとばしるような情じょう熱ねつで輝かがやいていた。ハリーはなんだかまずいぞと思った。

「それはね、自分を鍛きたえるってことなのよ。ハリーが最初のアンブリッジの授業で言ったように、外の世界で待ち受けているものに対して準備をするのよ。それは、私たちが確実に自じ己こ防ぼう衛えいできるようにするということなの。もしこの一年間、私たちが何にも学ばなかったら――」

「僕たちだけじゃ大したことはできないよ」ロンが諦あきらめ切ったように言った。「つまり、まあ、図書室に行って呪のろいを探し出したり、それを試ためしてみたり、練習したりはできるだろうけどさ――」

「たしかにそうね。私も、本からだけ学ぶという段階は通り越してしまったと思うわ」ハーマイオニーが言った。「私たちに必要なのは、先生よ。ちゃんとした先生。呪じゅ文もんの使い方を教えてくれて、間違ったら直してくれる先生」

「君がルーピンのことを言っているんなら……」ハリーが言いかけた。

「ううん、違う。ルーピンのことを言ってるんじゃないの」ハーマイオニーが言った。「ルーピンは騎き士し団だんのことで忙いそがしすぎるわ。それに、どっちみちホグズミードに行く週末ぐらいしかルーピンに会えないし、そうなると、とても十分な回数とは言えないわ」

「じゃ、誰なんだ」ハリーはハーマイオニーに向かってしかめ面つらした。

ハーマイオニーは大きなため息を一つついた。

「わからない」ハーマイオニーが言った。「私、あなたのことを言ってるのよ、ハリー」

一いっ瞬しゅん、沈ちん黙もくが流れた。夜のそよ風が、ロンの背後の窓ガラスをカタカタ鳴らし、暖炉だんろの火をちらつかせた。

「僕の何のことを」ハリーが言った。

「あなたが『闇やみの魔ま術じゅつに対する防衛術』を教えるって言ってるの」

ハリーはハーマイオニーをじっと見た。それからロンを見た。ハーマイオニーが、たとえばしもべ妖精福祉振興協会のように突とっ拍ぴょう子しもない計画を説明しはじめたときに、呆あきれ果ててロンと目を見み交かわすことがあるが、こんどもそうだろうと思っていた。ところが、ロンが呆れ顔をしていなかったので、ハリーは度肝どぎもを抜かれた。

ロンは顔をしかめていたが、明らかに考えていた。それからロンが言った。


  “我认为世界上再也没有什么比家庭作业更重要的了!”罗恩说。
  “别说傻话,当然有的,”赫敏说,哈利看到她的脸上突然容光焕发,就像平常她对S.P.E.W.表现出来的狂热激情一样,他不由得产生了一种不祥的感觉,“我是说,就像哈利在乌姆里奇的第一节课上说的,我们要做好准备,去对付外面将要等待我们的一切。我是说,我们要确保真的能够保护自己。如果我们整整一年什么也学不到——”
  “我们自己做不了什么,”罗恩用一种心灰意冷的口吻说,“我是说,不错,我们可以到图书馆从书里找到一些恶咒自己练习,我想——”
  “不,我认为我们已经过了只从书本上学习东西的阶段了。”赫敏说,“我们需要一个老师,一个合适的老师,他可以教我们怎样使用魔咒,如果我们做得不对,还可以纠正我们。”
  “如果你是在说卢平——”哈利话没说完。
  “不,不,我不是在说他,”赫敏说,“他整天忙着凤凰社的事,而且,我们最多能在去霍格莫德村过周末时看见他,那个次数是远远不够的。”
  “那么是谁呢?”哈利朝她皱起眉头。
  赫敏深深地吐了一口气。
  “你还看不出来吗?”她说,“我说的是你,哈利。”
  片刻的沉默。夜晚的微风吹得罗恩身后的窗户嘎嘎作响,炉子里的火已经熄灭了。
  “我怎么啦?”哈利说。
  “我是说让你教我们黑魔法防御术。”
  哈利呆呆地瞪着她,然后转向罗恩,想和罗恩交换一下气恼的眼神,有时赫敏滔滔不绝地阐述S.P.E.W.之类的荒唐计划时,他们常会这样交换眼神。然而令哈利惊愕的是,罗恩的表情并不气恼。
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