「ハグリッドに通じたかどうか怪あやしいな」
しばらくして、ロンが言った。安全を確認かくにんし、ますます降ふり積もる雪の中を、ハーマイオニーの「消しょう却きゃく呪じゅ文もん」のおかげで足跡も残さずに城に向かって歩いて行く途と中ちゅうだった。
「だったら、私、明日も来るわ」ハーマイオニーが決然けつぜんと言った。「いざとなれば、私がハグリッドの授業計画を作ってあげる。トレローニーがアンブリッジに放ほうり出されたってかまわないけど、ハグリッドは追放ついほうさせやしない」
“我不知道他有没有听懂你的话。”罗恩后来在路上说。看看四下安全,他们踏着渐渐加厚的积雪走回城堡,一路没有留下痕迹,因为赫敏用了擦除咒。
“那我明天再来,”赫敏坚决地说,“必要的话我会帮他备课,解雇特里劳妮我不在乎,但她不能赶走海格!”