休暇前の最後の会合で、ハリーは早めに「必要ひつようの部へ屋や」に行った。それが正解せいかいだった。松明たいまつがパッと灯ともったとたん、ドビーが気を利きかせてクリスマスの飾かざりつけをしていたことがわかったのだ。ドビーの仕業しわざなのは明らかだ。こんな飾り方をするのはドビー以外にありえない。百あまりの金の飾り玉が天井からぶら下がり、その全部に、ハリーの似に顔がお絵えとメッセージがついていた。「楽しいハリー・クリスマスを」
ハリーが最後の一つをなんとかはずし終ったとき、ドアがキーッと開あき、ルーナ・ラブグッドがいつもどおりの夢ゆめ見み顔がおで入ってきた。
「こんばんは」まだ残っている飾りつけを見ながら、ルーナがぼーっと挨あい拶さつした。「きれいだね。あんたが飾ったの」
「違う。屋敷やしきしもべ妖よう精せいのドビーさ」
「ヤドリギだ」ルーナが白い実のついた大きな塊かたまりを指差して夢見るように言った。ほとんどハリーの真上にあった。ハリーは飛び退のいた。「そのほうがいいわ」ルーナがまじめくさって言った。「それ、ナーグルだらけのことが多いから」
そのとき、アンジェリーナ、ケイティ、アリシアが到とう着ちゃくして、ナーグルが何なのかを聞く面倒が省はぶけた。三人とも息を切らし、いかにも寒そうだった。
「あのね」アンジェリーナが、マントを脱ぎ、隅すみのほうに放ほうり投げながら、活気のない言い方をした。「やっと君の代わりを見つけた」
「僕の代わり」ハリーはキョトンとした。
「君とフレッドとジョージよ」アンジェリーナがもどかしげに言った。「別なシーカーを見つけた」
哈利早早来到有求必应屋,参加节前最后一次D.A.活动。他很高兴自己来得早,因为所有的火把亮起时,他看出多比为了过圣诞节已经把这个地方装饰过了。一看就知道是小精灵干的,因为没有别人会在天花板上吊一百个金色的小球,每个上面都有哈利的大头照,还刻着一行字:圣诞哈利路亚(“哈利路亚”为犹太教和基督教欢呼用语,意思为“赞美神”。多比在此把哈利的名字用在了“祝圣诞快乐!”的祝福语中)!哈利刚把最后一个小金球摘下来,门吱呀一声开了,卢娜·洛夫古德像往常一样做梦似的走了进来。“你好,”她含糊地说,打量着剩余的装饰,“很漂亮,是你搞的吗?”“不,”哈利说,“是家养小精灵多比。”
“槲寄生,”卢娜做梦似的说,指着几乎罩在哈利头顶上的一大丛白浆果。他赶快从它下面跳了出来。“这就对了,”卢娜严肃地说,“它里面经常会长蝻钩。”
正在这时,安吉利娜、凯蒂和艾丽娅进来了,哈利也就用不着追问蝻钩是什么了。三个女生都气喘吁吁,看上去冻得够呛。
“咳,”安吉利娜没精打采地说,扯下斗篷扔到角落里,“我们找到替补了。”
“替补我?”哈利傻乎乎地问。
“你、弗雷德和乔治,”她不耐烦地说,“我们有新的找球手了!”