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第24章 閉心術 Occlumency(10)

时间: 2023-06-08    进入日语论坛
核心提示:次の日はほとんど一日中、ハリーはその晩ばんのことを恐れて過ごした。午前中に二時限続きの「魔ま法ほう薬やく」の授業があった
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次の日はほとんど一日中、ハリーはその晩ばんのことを恐れて過ごした。午前中に二時限続きの「魔ま法ほう薬やく」の授業があったが、スネイプはいつもどおりにいやらしく、ハリーの怯おびえた気持を和やわらげるのにはまったく役に立たなかった。しかも、ディーエイのメンバーが、授業の合間あいまに廊下ろうかで入れ替かわり立ち替わりハリーのところにやって来て、今夜会合かいごうはないのかと期待を込めて聞くので、ハリーはますます滅め入いった。

「次の会合の日程にっていが決まったら、いつもの方法で知らせるよ」ハリーは繰くり返し同じことを言った。「だけど、今夜はできない。僕――えーと――「魔法薬」の補ほ習しゅうを受けなくちゃならないんだ」

「君が、魔法薬の補習」玄関ホールで昼食後にハリーを追い詰つめたザカリアス・スミスが、バカにしたように聞き返した。「驚おどろいたな。君、よっぽどひどいんだ。スネイプは普通、補習なんてしないだろ」

こっちがイライラする陽気ようきさで、スミスがすたすた立ち去る後ろ姿を、ロンが睨にらみつけた。

「呪のろいをかけてやろうか ここからならまだ届くぜ」ロンが杖つえを上げ、スミスの肩けん甲こう骨こつの間あたりに狙ねらいをつけた。

「ほっとけよ」ハリーは悄気しょげ切って言った。「みんなきっとそう思うだろ 僕がよっぽどバ――」

「あら、ハリー」背後で声がした。振り返ると、そこにチョウが立っていた。

「ああ」ハリーの胃袋が、気持の悪い飛び上がり方をした。「やあ」

「私たち、図書室に行ってるわ」ハーマイオニーがきっぱり言いながら、ロンの肘ひじの上のあたりをひっつかみ、大だい理り石せきの階段のほうへ引きずって行った。

「クリスマスは楽しかった」チョウが聞いた。

「うん、まあまあ」ハリーが答えた。

「私のほうは静かだったわ」チョウが言った。なぜか、チョウはかなりもじもじしていた。

「あの……来月またホグズミード行きがあるわ。掲示けいじを見た」

「え あ、いや。帰ってからまだ掲示板を見てない」

「そうなのよ。バレンタインデーね……」

「そう」ハリーは、なぜチョウがそんなことを自分に言うのだろうと訝いぶかった。「えーと、たぶん君は――」

「あなたがそうしたければだけど」チョウが熱を込めて言った。

ハリーは目を見開いた。いま言おうとしたのは、「たぶん君は、次のディーエイの会合かいごうがいつなのか知りたいんだろう」だった。しかし、チョウの受け答えはどうもちぐはぐだ。

「僕――えー――」

「あら、そうしたくないなら、別にいいのよ」チョウは傷きずついたような顔をした。「気にしないで。私――じゃ、またね」

チョウは行ってしまった。ハリーはその後ろ姿を見つめ、脳みそを必死で回転させながら突つっ立っていた。すると、何かがポンと当てはまった。

「チョウ おーい――チョウ」ハリーはチョウを追いかけ、大だい理り石せきの階段の中ほどで追いついた。「えーと――バレンタインデーに、僕と一いっ緒しょにホグズミードに行かないか」

「えぇぇ、いいわ」チョウは真まっ赤かになってハリーににっこり笑いかけた。

「そう……じゃ……それで決まりだ」ハリーは今日一日がまったくのむだではなかったという気がした。午後の授業の前に、ロンとハーマイオニーを迎むかえに図書室に行くとき、ハリーはほとんど体が弾はずんでいた。


  第二天哈利大部分时间都在为晚上害怕。上午的魔药课丝毫没有消除他的恐惧,斯内普还是那么可恶。课间不断有D.A.的成员满怀希望地来问他晚上要不要聚会,令他的情绪更加低落。
  “我会通知你们的,”哈利一遍遍地说,“但今天晚上不行,我要——补魔药课——”
  “你要补魔药课?”午饭后扎卡赖斯·史密斯把哈利堵在门厅里,挑起眉毛说,“老天,你一定糟透了,斯内普不经常给人补课,是不是?”
  史密斯趾高气扬地走开了,罗恩气愤地瞪着他。
  “要我咒他吗?我还能点中他。”他举起魔杖对准了史密斯的后背。
  “算了,”哈利沮丧地说,“谁都会这么想,是不是?觉得我笨——”
  “嘿,哈利。”哈利身后一个声音叫道。他转过身,发现秋站在那儿。
  “嗯,”哈利的腹部揪紧了,“嘿。”
  “我们在图书馆,哈利。”赫敏果断地说,抓着罗恩的胳膊把他朝大理石楼梯拽去。
  “圣诞节过得好吗?”秋问。
  “嗯,还不错。”哈利说。
  “我过得挺安静。”不知为什么,秋似乎有些不好意思,“嗯——下个月又要去一次霍格莫德村,你看到通知了吗?”
  “什么?哦,没有,我回来后还没看过布告栏呢。”
  “是在情人节——”
  “哦,”哈利不明白她为什么要跟他说这个,“你是不是想——?”
  “要是你愿意。”她热切地说。
  哈利呆住了,他本想说:“你是不是想问下次D.A.活动的时间?”但她的回答好像对不上。“我——”他说。“噢,你不愿意就算了,”她说,似乎有些屈辱,“没关系,回头见。”她讪讪离去,哈利瞪着她的背影,脑子疯狂地转动,突然醒悟了过来。“秋!嘿——秋!''他跑过去,在大理石楼梯上追到了她。“嗯——你想在情人节跟我去霍格莫德吗?”“哦,是的!”她羞红了脸,灿烂地一笑。“好——那么——就说定了。”哈利感到这一天还不算完全失败,他在下午上课前到图书馆去找罗恩和赫敏时,脚步不觉也抬得高了。
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