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第24章 閉心術 Occlumency(11)

时间: 2023-06-08    进入日语论坛
核心提示:しかし、夕方の六時になると、チョウ・チャンに首尾しゅびよくデートを申し込んだうれしい輝かがやかしさも、もはや不吉ふきつな
(单词翻译:双击或拖选)

しかし、夕方の六時になると、チョウ・チャンに首尾しゅびよくデートを申し込んだうれしい輝かがやかしさも、もはや不吉ふきつな気持を明るくしてはくれなかった。スネイプの研究室に向かう一歩ごとに、不吉さが募つのった。

部屋にたどり着くとドアの前に立ち止まり、ハリーは、この部屋以外ならどこだって行くのにと思った。それから深しん呼こ吸きゅうして、ドアをノックし、ハリーは部屋に入った。

部屋は薄暗うすぐらく、壁かべに並んだ棚たなには、何百というガラス瓶びんが置かれ、さまざまな色合いの魔法薬に、動物や植物のヌルッとした断片だんぺんが浮かんでいた。片隅かたすみに、材料がぎっしり入った薬くすり戸と棚だながあった。スネイプはハリーがその戸棚から盗んだという言いがかりで――いわれのないものではなかったのだが――ハリーを責せめたことがある。しかし、ハリーの気を引いたのは、むしろ机の上にあるルーン文字や記号が刻きざまれた石の水すい盆ぼんで、蝋燭ろうそくの光ひかり溜だまりの中に置かれていた。ハリーにはそれが何かすぐわかった――ダンブルドアの「憂いの篩ペンシーブ」だ。いったい何のためにここにあるのだろうと訝っていたハリーは、スネイプの冷たい声が薄暗うすくらがりの中から聞こえてきて、飛び上がった。

「ドアを閉めるのだ、ポッター」

ハリーは言われたとおりにした。自分自身を牢ろうに閉じ込めたような気がしてぞっとした。部屋の中に戻ると、スネイプは明るいところに移動していた。そして机の前にある椅子を黙だまって指した。ハリーが座り、スネイプも腰を下ろした。冷たい暗い目が、瞬まばたきもせずハリーを捕とらえた。顔の皺しわの一本一本に嫌けん悪お感かんが刻きざまれている。

「さて、ポッター。ここにいる理由はわかっているな」スネイプが言った。「『閉へい心しん術じゅつ』を君に教えるよう、校長から頼まれた。我わが輩はいとしては、君が『魔ま法ほう薬やく』より少しはましなところを見せてくれるよう望むばかりだ」

「ええ」ハリーはぶっきらぼうに答えた。

「ポッター、この授業は、普通とは違うかもしれぬ」スネイプは憎々にくにくしげに目を細めた。「しかし、我輩が君の教師であることに変わりない。であるから、我輩に対して、必ず『先生』とつけるのだ」

「はい……先生」ハリーが言った。

「さて、『閉心術』だ。君の大事な名な付づけ親おやの厨ちゅう房ぼうで言ったように、この分野の術は、外部からの魔法による侵しん入にゅうや影えい響きょうに対して心を封ふうじる」

「それで、ダンブルドア校長は、どうして僕にそれが必要だと思われるのですか 先生」ハリーは果たしてスネイプが答えるだろうかと訝いぶかりながら、まっすぐにスネイプの目を見た。


  但到了晚上六点钟,就连成功地约了秋·张也不足以减轻哈利的不祥之感,这感觉.随着他朝斯内普办公室迈出的每一步而增强。
  他在门外停了一会儿,希望自己是在别处。只要不是在这里,在哪儿都行。然后他深深吸了口气,敲门进去。
  这是一间昏暗的屋子,架上放着几百只玻璃瓶,黏糊糊的动植物标本浮在五颜六色的药剂中。角落上一个柜子里装满了斯内普曾经——不无根据地——指责哈利盗取的药材。但哈利的注意力被吸引到书桌上,烛光里有一个刻着神秘符号的浅浅的石盆。哈利一下认出来了——邓布利多的冥想盆,正在纳闷它摆在这儿干什么,斯内普冷冰冰的声音从阴影处传来,把他吓了一跳。
  “把你身后的门关上,波特。”
  哈利照办了,恐惧地感到他把自己关了起来。他转过身,斯内普已经走到亮处,无声地指指书桌对面的椅子。哈利过去坐了,新内普也坐下来,冷酷的黑眼睛一眨不眨地盯着哈利,脸上每一道纹路都刻着厌恶。
  “好,波特,你知道来这儿干什么。”他说,“校长要我教你大脑封闭术,我只能希望你比在魔药课上聪明一点儿。”
  “是。”哈利不敢多话地答道。
  “这也许不是一般的课,波特,”斯内普的眼睛阴险地眯缝起来,“但我还是你的老师,你任何时候都要喊我‘先生’或‘教授’。”
  “是——先生。”哈利说。
  “好啦,大脑封闭术,在你教父的厨房里我告诉过你,这一支法术能够防止头脑受到魔法的入侵和影响。”
  “为什么邓布利多教授认为我需要它,先生?”哈利直视着斯内普冷酷的黑眼睛,不知他会不会回答。
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