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第24章 閉心術 Occlumency(14)

时间: 2023-06-08    进入日语论坛
核心提示:「そうだとわかっていれば、それでよいのだ」スネイプが押さえつけるように言った。「重要なのは、闇の帝王が、自分の思考や感情
(单词翻译:双击或拖选)

「そうだとわかっていれば、それでよいのだ」スネイプが押さえつけるように言った。「重要なのは、闇の帝王が、自分の思考や感情に君が入り込めるということに、いまや気づいているということだ。さらに、帝王は、その逆も可能だと推すい量りょうした。つまり、逆に帝王が君の思考や感情に入り込める可能性があると気づいてしまった――」

「それで、僕に何かをさせようとするかもしれないんですか」ハリーが聞いた。「先生」ハリーは慌あわててつけ加えた。

「そうするかもしれぬ」スネイプは冷たく、無む関かん心しんな声で言った。「そこで『閉へい心しん術じゅつ』に話を戻す」

スネイプはローブのポケットから杖つえを取り出し、ハリーは座ったままで身を固くした。しかし、スネイプは単に自分のこめかみまで杖を上げ、脂あぶらっこい髪かみの根元に杖つえ先さきを押し当てただけだった。杖を引き抜くと、こめかみから杖先まで何やら銀色のものが伸びていた。太い蜘く蛛もの糸のようなもので、杖を糸から引き離はなすと、それは「憂いの篩」にふわりと落ち、気体とも液体えきたいともつかない銀ぎん白はく色しょくの渦うずを巻いた。さらに二度、スネイプはこめかみに杖つえを当て、銀色の物質を石の水すい盆ぼんに落とした。それから、一言も自分の行動を説明せず、スネイプは「憂うれいの篩ふるい」を慎しん重ちょうに持ち上げて邪魔じゃまにならないように棚たなに片かたづけ、杖を構かまえてハリーと向き合った。

「立て、ポッター。そして、杖を取れ」

ハリーは、落ち着かない気持で立ち上がった。二人は机を挟はさんで向かい合った。

「杖を使い、我わが輩はいを武ぶ装そう解かい除じょするもよし、そのほか、思いつくかぎりの方法で防ぼう衛えいするもよし」スネイプが言った。

「それで、先生は何をするんですか」ハリーはスネイプの杖を不安げに見つめた。

「君の心に押し入ろうとするところだ」スネイプが静かに言った。「君がどの程てい度ど抵てい抗こうできるかやってみよう。君が『服ふく従じゅうの呪のろい』に抵抗する能力を見せたことは聞いている。これにも同じような力が必要だということがわかるだろう……。構えるのだ。いくぞ。

『開心かいしん レジリメンス』」


  “我们知道就够了。”斯内普厉声道,“重要的是黑魔头现在已经察觉你能感知他的思想和感觉。他还推断出这种情况是可以反过来的,也就是说,他已想到他或许能感知你的思想和感觉——”
  “他可能想操纵我?”哈利问,赶紧又补上一句,“先生?”
  “可能。”斯内普冷淡地、漠不关心地说,“这就又回到了大脑封闭术。”
  斯内普从袍子里抽出魔杖,哈利身体绷紧了。但斯内普只是把杖尖举到太阳穴上,插到油腻的发根中。当他拿开魔杖时,杖尖上连着一缕银色的东西,像粗粗的蛛丝。他把它扯断了,让它轻柔地落到了冥想盆里,在盆中旋转成银白色,既非气体又非液体。斯内普又两次把魔杖举到太阳穴上,把银色的物质加入石盆中。他没有解释,只是小心地把冥想盆捧到靠边的架子上,然后转过来手持魔杖对着哈利。
  “站起来,拿出你的魔杖,波特。”
  哈利紧张地站了起来,两人隔着桌子对峙着。
  “你可以用魔杖解除我的武器,或用你能想到的其他方式自卫。”斯内普说。
  “你要做什么?”哈利害怕地看着斯内普的魔杖问。
  “我要进入你的大脑,”斯内普轻声说,“我们要看看你的抵抗能力。我听说你已经显示出对夺魂咒的抵抗力——你会发现这里要用到类似的能力——现在,准备——摄神取念!”
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