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第24章 閉心術 Occlumency(17)

时间: 2023-06-08    进入日语论坛
核心提示:「『神秘部』には何があるんですか」「何と言った」スネイプが低い声で言った。なんとうれしいことに、スネイプがうろたえている
(单词翻译:双击或拖选)

「『神秘部』には何があるんですか」

「何と言った」スネイプが低い声で言った。なんとうれしいことに、スネイプがうろたえているのがわかった。

「『神秘部』には何があるんですか、と言いました。先生」

「何故なにゆえ」スネイプがゆっくりと言った。「そんなことを聞くのだ」

「それは」ハリーはスネイプの反応はんのうをじっと見ながら言った。「いま僕が見たあの廊下は――この何ヵ月も僕の夢に出てきた廊下です――それがたったいま、わかったんです――あれは、『神秘部』に続く廊下です……そして、たぶんヴォルデモートの望みは、そこから何かを――」

「闇やみの帝てい王おうの名前を言うなと言ったはずだ」

二人は睨にらみ合った。ハリーの傷きず痕あとがまた焼けるように痛んだ。しかし気にならなかった。スネイプは動揺どうようしているようだった。しかし、再び口を開いたスネイプは、努めて冷静れいせいに、無む関かん心しんを装よそおっているような声で言った。

「ポッター、『神しん秘ぴ部ぶ』にはさまざまな物がある。君に理解できるような物はほとんどないし、また関係のある物は皆無かいむだ。これで、わかったか」

「はい」ハリーは痛みの増してきた傷痕をさすりながら答えた。

「水曜の同どう時じ刻こくに、またここに来るのだ。続きはそのときに行う」

「わかりました」ハリーは早くスネイプの部屋を出て、ロンとハーマイオニーを探したくてうずうずしていた。

「毎晩まいばん寝る前、心からすべての感情を取り去るのだ。心を空からにし、無にし、平静へいせいにするのだ。わかったな」

「はい」ハリーはほとんど聞いていなかった。

「警告けいこくしておくが、ポッター……。訓練を怠おこたれば、我わが輩はいの知るところとなるぞ……」

「ええ」ハリーはボソボソ言った。カバンを取り、肩に引ひっ掛かけ、ハリーはドアへと急いだ。ドアを開けるとき、ちらりと後ろを振り返ると、スネイプはハリーに背を向け、杖つえ先さきで「憂うれいの篩ふるい」から自分の想おもいをすくい上げ、注意深く自分の頭に戻していた。ハリーは、それ以上何も言わず、ドアをそっと閉めた。傷痕はまだズキズキと痛んでいた。


  “神秘事务司里有什么?”
  “你说什么?”斯内普轻声问,哈利痛快地看到他有些慌张。
  “我说,神秘事务司里有什么,先生?”
  “你为什么问这个?”斯内普缓缓地问。
  “因为,”哈利紧盯着斯内普,看他有什么反应,“我看到的那条走廊——我几个月来一直梦到它——我刚刚意识到,它通向神秘事务司——我想伏地魔渴望得到那——”
  “我让你别说黑魔头的名字!”
  他们怒目相向,哈利的伤疤又灼痛起来,但他没管它。斯内普似乎有些紧张,说话时却努力装出冷淡和漠不关心的样子。
  “神秘事务司里有许多东西,波特,没有几样是你搞得懂的,而且哪样都不关你的事。我说清楚了吗?”
  “清楚了。”哈利说,还在揉着伤疤,它越来越疼了。
  “我希望你星期三同一时间过来,我们继续练习。”
  “好的。”哈利说。他迫不及待地想离开斯内普的办公室去找罗恩与赫敏。
  “你每天晚上睡觉前要排除一切感情——使你的头脑空白而平静,明白吗?”
  “明白。”哈利说,但他几乎没有听。
  “小心,波特——我会知道你有没有练习——”
  “是。”哈利小声说。他把书包甩到肩上,快步朝门口走去。开门时他回头看了看斯内普,他正背对着哈利,用魔杖把他的思想从冥想盆里挑出来,小心地放回脑子里。哈利轻轻带上门,伤疤还在突突地痛着。
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