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第25章 追い詰められたコガネムシ(11)_ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网

时间: 2024-10-24    作者: destoon    进入日语论坛
核心提示:心しん配ぱい事ごとも、やることも山ほどあって――宿題の量が半端はんぱではなく、五年生はしばしば真ま夜よ中なか過ぎまで勉強
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心しん配ぱい事ごとも、やることも山ほどあって――宿題の量が半端はんぱではなく、五年生はしばしば真ま夜よ中なか過ぎまで勉強しなければならなかったし、ディーエイの秘ひ密みつ練習やら、スネイプとの定期的な特別授業やらで――一月はあっという間に過ぎていった。気がついたらもう二月で、天気は少し温かく湿り気を帯び、二度目のホグズミード行きの日が近づいていた。ホグズミードに二人で行く約束をして以来、ハリーはほとんどチョウと話す時間がなかったが、突然、バレンタインの日をチョウと二人きりで過ごす予定になっていることに気づいた。

十四日の朝、ハリーはとくに念入ねんいりに仕度したくした。ロンと二人で朝食に行くと、ふくろう便びんの到とう着ちゃくにちょうど間に合った。ヘドウィグはその中にいなかった。――期待していたわけではなかったが――しかし、二人が座ったとき、ハーマイオニーは見み慣なれないモリフクロウが嘴くちばしにくわえた手紙を引っ張っていた。

「やっと来たわ。もし今日来なかったら……」ハーマイオニーは待ち切れないように封筒を破り、小さな羊よう皮ひ紙しを引っ張り出した。ハーマイオニーの目が素早すばやく手紙の行を追った。そして、何か真剣しんけんで満足げな表情が広がった。

「ねえ、ハリー」ハーマイオニーがハリーを見上げた。「とっても大事なことなの。お昼ごろ、『三本の箒ほうき』で会えないかしら」

「うーん……どうかな」ハリーは曖昧あいまいな返事をした。「チョウは、僕と一日中一いっ緒しょだって期待してるかもしれない。何をするかは全然話し合ってないけど」

「じゃ、どうしてもというときは一緒に連れてきて」ハーマイオニーは急を要するような言い方をした。「とにかくあなたは来てくれる」

「うーん……いいよ。でもどうして」

「いまは説明してる時間がないわ。急いで返事を書かなきゃならないの」

ハーマイオニーは、片手かたてに手紙を、もう一方いっぽうにトーストを一枚ひっつかみ、急いで大広間を出て行った。

「君も来るの」ハリーが聞くと、ロンはむっつりと首を横に振った。

「ホグズミードにも行けないんだ。アンジェリーナが一日中練習するってさ。それでなんとかなるわけじゃないのに。僕たちのチームは、いままでで最低。スローパーとカークを見ろよ。絶ぜつ望ぼう的てきさ。僕よりひどい」ロンは大きなため息をついた。「アンジェリーナは、どうして僕を退部たいぶさせてくれないんだろう」

「そりゃあ、調子のいいときの君は上う手まいからだよ」ハリーはイライラと言った。

来たるハッフルパフ戦でプレイできるなら、他に何もいらないとさえ思っているハリーは、ロンの苦く境きょうに同情する気になれなかった。ロンはハリーの声の調子に気づいたらしく、朝食の間、クィディッチのことは二度と口にしなかった。それからまもなく、互いにさよならを言ったときは、二人とも何となくよそよそしかった。ロンはクィディッチ競技場に向かい、ハリーのほうは、ティースプーンの裏うらに映うつる自分の顔を睨にらみ、なんとか髪かみを撫なでつけようとしたあと、チョウに会いに独ひとりで玄げん関かんホールに向かった。いったい何を話したらいいやらと、ハリーは不安でしかたがなかった。

チョウは樫かしの扉とびらのちょっと横でハリーを待っていた。長い髪かみをポニーテールにして、チョウはとても可愛かわいく見えた。チョウのほうに歩きながら、ハリーは自分の足がバカでっかく思えた。それに、突然自分に両腕があり、それが体の両脇わきでブラブラ揺ゆれているのがどんなに滑稽こっけいに見えるかに気づいた。


有那么多烦心的事和要做的事——经常使五年级学生熬夜的惊人作业量、秘密的D.A.集会、斯内普的定期辅导——一月份过起来快得可怕。不知不觉中二月已经来临,带来了较为温暖湿润的天气,以及本学年的第二次霍格莫德之行。哈利自上次约定之后一直没什么时间跟秋说话,现在突然发现要跟她度过整整一个情人节。
  2月14日早上哈利特意打扮了一下,他和罗恩来到礼堂时正赶上猫头鹰送信,海德薇不在——他也没指望它来,但他们坐下时,赫敏从一只陌生的褐色猫头鹰嘴里抽出了一封信。
  “还算及时!要是今天不来——”她急切地撕开信封,抽出一小张羊皮纸,读了起来,目光迅速地来回移动,脸上现出欣慰的表情。
  “哈利,”她抬头看着他,“这很重要——你中午能到三把扫帚来找我吗?”
  “嗯——我不知道,”哈利没把握地说,“秋可能希望我一直陪着她。我们还没说过今天要干什么。”
  “那就带她一起来好了。”赫敏急切地说,“你会来吗?”
  “嗯——好吧,可为什么呢?”
  “我现在没时间告诉你,我得赶快回信——”
  她匆匆走出礼堂,一手拿着信一手捏着片面包。
  “你去吗?”哈利问罗恩。但罗恩沮丧地摇摇头。
  “我去不了霍格莫德,安吉利娜要训练一整天,好像会有用似的——我们是我见过的最差的队。你没看见过斯劳珀和柯克,太臭了,比我还臭。”他重重她叹了口气,“不知道安吉利娜为什么不让我离队——”
  “因为你状态好的时候挺不错的。”哈利烦躁地说。
  他觉得很难同情罗恩的处境,因为他自己几乎愿意花一切代价参加这次对赫奇帕奇的比赛。罗恩似乎觉出了哈利的语气,吃早饭时没再提魁地奇球,说“再见”的时候两人态度也有一点儿冷淡。罗恩去了魁地奇球场,哈利用饭勺当镜子理了理头发,一个人去门厅找秋,心里惴惴不安,不知道和她说些什么。
  她站在栎木门旁,梳着长长的马尾辫,非常美丽。哈利的脚好像太大了,变得与身体不协调起来。他向她走过去的时候,他突然感到他的手臂在身边摆动得是那么蠢笨。
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