「すばらしい花火だったわ」ハーマイオニーが賞しょう賛さんした。
「ありがとよ」ジョージは、驚おどろいたようなうれしいような顔をした。「『ウィーズリーの暴あばれバンバン花火』さ。問題は、ありったけの在庫ざいこを使っちまったから、またゼロから作り直しなのさ」
「それだけの価値ありだったよ」フレッドは大騒ぎのグリフィンドール生から注文を取りながら言った。「順番待ちリストに名前を書くなら、ハーマイオニー、『基き本ほん火遊ひあそびセット』が五ガリオン、『デラックス大だい爆ばく発はつ』が二十ガリオン……」
ハーマイオニーはハリーとロンがいるテーブルに戻った。二人ともカバンを睨にらみ、中の宿題が飛び出して、ひとりでに片かたづいてくれないかとでも思っているような顔だった。
「まあ、今晩こんばんは休みにしたら」ハーマイオニーが朗ほがらかに言った。ちょうどそのとき、ウィーズリー・ロケット花火が銀色の尾を引いて窓の外を通り過ぎて行った。「だって、金曜からはイースター休きゅう暇かだし、そしたら時間はたっぷりあるわ」
「気分は悪くないか」ロンが信じられないという顔でハーマイオニーを見つめた。
「聞かれたから言うけど」ハーマイオニーはうれしそうに言った。「なんて言うか……いまの気分はちょっと……反はん抗こう的てきなの」
一時間後、ハリーがロンと二人で寝室しんしつに戻ってきたとき、逃げた爆竹ばくちくのバンバンという音が、まだ遠くで聞こえていた。服を脱いでいると、線香せんこう花火が塔とうの前をふわふわ飛んで行った。しっかりと文字を描き続けている――クソ――。
“这些烟火太奇妙了。”她钦佩地说。
“多谢,”乔治说,他显得既惊讶又高兴,“那是韦斯莱嗖嗖一一嘭烟火。只不过,我们把存货全用光了,现在我们又得从头做起了。”
“可是这么做很值得啊,”弗雷德说,他正在接受吵吵嚷嚷的格兰芬多学生的定单,“如果你想把自己的名字列入定货名单,赫敏,你可以付五个加隆买简装火焰盒,付二十个加隆买豪华爆燃——”
赫敏回到桌子旁,哈利和罗恩正坐在那里盯着自己的书包,好像希望他们的作业能够跳出来自动完成。
“嘿,今晚我们为什么不休息一下呢?”赫敏欢快地说,这时候一枚拖着银色尾巴的韦斯莱火箭飞快地从窗户外掠过,“毕竟星期五就要开始过复活节假期了,我们到时候有足够的时间。”
“你没生病吧?”罗恩怀疑地盯着她问道。
“既然你这么说,”赫敏愉快地说,“你知道——我想我找到了点——叛逆的感觉。”
一个小时后,当哈利和罗恩上楼去睡觉时,哈利仍然能听到漏网的爆竹在远处发出的巨响;他脱去衣服后,一根烟火棍从塔楼旁飘过,仍然在不屈不挠地拼出“呸”字。