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第36章 「あの人」が恐れた唯一の人物(8)

时间: 2023-06-21    进入日语论坛
核心提示:銀色の盾の陰かげから、またしても緑の閃光せんこうが走った。こんどは、ダンブルドアの前に疾駆してきた片腕かたうでのケンタウ
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銀色の盾の陰かげから、またしても緑の閃光せんこうが走った。こんどは、ダンブルドアの前に疾駆してきた片腕かたうでのケンタウルスがそれを受け、粉々こなごなに砕くだけた。そのかけらがまだ床に落ちないうちに、ダンブルドアが杖をぐっと引き、鞭むちのように振り動かした。細長い炎が杖つえ先さきから飛び出し、ヴォルデモートを盾たてごと絡からめ取った。一いっ瞬しゅん、ダンブルドアの勝ちだと思われた。しかし、そのとき、炎のロープが蛇へびに変わり、たちまちヴォルデモートの縄目なわめを解とき、激はげしくシューシューと鎌首かまくびをもたげてダンブルドアに立ち向かった。

ヴォルデモートの姿が消えた。蛇が床から伸び上がり、攻撃こうげきの姿勢を取った――。

ダンブルドアの頭上で炎が燃え上がった。同時にヴォルデモートがまた姿を現し、さっきまで五体の像が立っていた噴水ふんすいの真ん中の台座だいざに立っていた。

「あぶない」ハリーが叫さけんだ。

しかし、すでにヴォルデモートの杖つえから、またしても緑の閃光せんこうがダンブルドアめがけて飛び、蛇が襲おそいかかっていた。

フォークスがダンブルドアの前に急きゅう降こう下かし、嘴くちばしを大きく開あけて緑の閃光を丸呑まるのみした。そして炎となって燃え上がり、床に落ち、小さく萎しなびて飛ばなくなった。そのときダンブルドアが杖を一振りした。長い、流れるような動きだった。――まさに、ダンブルドアにがぶりと牙きばを突つき立てようとしていた蛇が、空中高く吹き飛び、一ひと筋すじの黒い煙となって消えた。そして、泉の水が立ち上がり、溶とけたガラスの繭まゆのようにヴォルデモートを包み込んだ。

わずかの間、ヴォルデモートは、さざなみのように揺ゆれるぼんやりした顔のない影となり、台座の上でちらちら揺らめいていた。息を詰つまらせる水を払い退のけようと、明らかにもがいている――。

やがて、その姿が消えた。水がすさまじい音を立てて再び泉に落ち、水すい盆ぼんの縁ふちから激しくこぼれて磨みがかれた床をびしょ濡ぬれにした。

「ご主人様」ベラトリックスが絶ぜっ叫きょうした。


    又一道绿光从银盾后面射了出来,这一次是那个单臂马人飞奔过来挡在了邓布利多的前面,挨了那一道咒语,被击得粉碎。还没等碎片落地,邓布利多已经抽回了自己的魔杖,像挥舞皮鞭一样挥舞着它。一条长长的细细的火焰从杖尖冒了出来,缠绕在伏地魔的身上,包括盾牌以及所有的东西。一刹那问,看起来邓布利多已经赢了,但是那根火绳随即变成一条毒蛇,迅速从伏地魔身上游了下来,恶狠狠地发出嘶嘶声,面对着邓布利多。
    伏地魔消失了,那条蛇在地板上立了起来,准备开战——邓布利多头顶的半空中,一道火焰噗地炸开,伏地魔又出现了。他站在水池中间的底座上,就是刚刚五个塑像所站的位置。
    “小心!”哈利大喊。
    就在他喊叫的瞬间,又一道绿光从伏地魔的魔杖中飞了出来,射向邓布利多,而那条毒蛇也同时发起了攻势——-凤凰福克斯猛地落在邓布利多的前面,嘴张得大大的,一口就把那道绿光整个吞了下去:它燃成了一团火焰,倒在了地板上,小小的,皱皱的,再也不能飞了。与此同时,邓布利多酣畅淋漓地大幅度地一挥魔杖—— 那条蛇—— 离把毒牙咬进他的肉里还有一段距离,被高高地抛到空中,化作一缕浓烟消失了。水池里的水扬了起来,像是一个玻璃水制成的茧把伏地魔裹住了。
    眨眼之间,只见一个黑色的、泛着涟漪的、面目模糊的伏地魔的身形闪着微光,朦胧地立在底座上。很明显,他在里面正挣扎着摆脱这个令他窒息的水茧。
    接着他挣脱了,扬起的水哗的一声落回到水池里,大量的水涌出水池,打湿了光滑的地板。
    “主人!”贝拉特里克斯尖声呼喊。
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