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第38章 二度目の戦いへ The Second War Begins(3)

时间: 2023-06-21    进入日语论坛
核心提示:「そうね、フリットウィックがフレッドとジョージの沼ぬまを片づけたわ」ジニーが言った。「ものの三秒でやっつけちゃった。でも
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「そうね、フリットウィックがフレッドとジョージの沼ぬまを片づけたわ」ジニーが言った。「ものの三秒でやっつけちゃった。でも、窓の下に小さな水溜みずたまりを残して、周りをロープで囲ったの――」

「どうして」ハーマイオニーが驚おどろいた顔をした。

「さあ、これはとってもいい魔法だったって言っただけよ」ジニーが肩をすくめた。

「フレッドとジョージの記念に残したんだと思うよ」チョコレートを口一いっ杯ぱいに頬ほおばったまま、ロンが言った。「これ全部、あの二人が送ってきたんだぜ」ロンはベッド脇わきのこんもりした蛙かえるチョコの山を指差しながらハリーに言った。「きっと、悪戯いたずら専せん門もん店てんがうまくいってるんだ。な」

ハーマイオニーはちょっと気に入らないという顔をした。

「それじゃ、ダンブルドアが帰ってきたから、もう問題はすべて解決かいけつしたの」

「うん」ネビルが言った。「ぜんぶ元どおり、普通になったよ」

「じゃ、フィルチは喜んでるだろう」ロンがダンブルドアの蛙チョコカードを水差みずさしに立て掛かけながら聞いた。

「ぜーんぜん」ジニーが答えた。「むしろ、すっごく落ち込んでる……」

ジニーは声を落とし、囁ささやくように言った。

「アンブリッジこそホグワーツ最高のお方かただったって、そう言い続けてる……」

六人全員が、医い務む室しつの反対側のベッドを振り返った。アンブリッジ先生が、天井を見つめたまま横になっている。ダンブルドアが単身たんしん森に乗り込み、アンブリッジをケンタウルスから救い出したのだ。どうやって救出したのか――いったいどうやって、ダンブルドアは、かすり傷きず一つ負わずに、アンブリッジ先生を支えて木立こだちの中から姿を現したのか――誰にもわからなかった。アンブリッジは、当然何も語らない。城に戻ったアンブリッジは、みんなが知るかぎり、一言もしゃべっていない。どこが悪いのか、誰にもはっきりとはわからなかった。いつもきちんとしていた薄うす茶ちゃ色いろの髪かみはくしゃくしゃで、まだ小枝や木の葉がくっついていたが、それ以外は負ふ傷しょうしている様子もない。

「マダム・ポンフリーは、単にショックを受けただけだって言うの」ハーマイオニーが声をひそめて言った。

「むしろ、拗すねてるのよ」ジニーが言った。

「うん、こうやると、生きてる証しょう拠こを見せるぜ」そう言うと、ロンは軽くパカッパカッと舌を鳴らした。

アンブリッジがガバッと起き上がり、キョロキョロあたりを見回した。

「先生、どうかなさいましたか」マダム・ポンフリーが、事じ務む室しつから首を突き出して声をかけた。

「いえ……いえ……」アンブリッジはまた枕まくらに倒れ込んだ。「いえ、きっと夢を見ていたのだわ……」

ハーマイオニーとジニーが、ベッドカバーで笑い声を押し殺した。


    “弗立维去除了弗雷德和乔治的沼泽,”金妮说,“只用了大约三秒钟的时间,但是他在窗户下面留了一小块,并用绳子围了起来……”
    “为什么?”赫敏一脸诧异地问道。
    “哦,他只是说那是一小块了不起的魔法,”金妮说着耸了耸肩。
    “我想他留下那一块是作为对弗雷德和乔治的纪念。”罗恩说,尽管他满嘴都是巧克力。“这些都是他们给我带来的,你看,”他一边对哈利说一边指着身边堆成小山似的巧克力蛙,“他们的笑话商店一定弄得挺红火,呃?”
    赫敏看着有些不以为然,问道:“既然邓布利多回来了,是不是所有的麻烦都没有了?”
    “不错,”纳威说,“一切都恢复正常了。”
    “我猜费尔奇一定挺开心的,好吧?”罗恩问,他把一张邓布利多巧克力蛙卡片倚在他的水壶上。
    “根本不是那样,”金妮说,“实际上他真的真的非常失望……”她压低了声音说,“他不停地说乌姆里奇是霍格沃茨有史以来发生的最棒的一件事情……”
    他们六个人一起回头望去,乌姆里奇教授正躺在他们对面的床上,眼睛直愣愣地盯着天花板。邓布利多一个人单枪匹马深入森林,把她从马人们手中救了出来;至于他是怎样做到的—— 他是如何令自己毫发无伤地把乌姆里奇教授从森林里救了出来—— 没有人知道,当然乌姆里奇更不会说。自她回到城堡里以来,就他们所知,她没有说过一个字。谁也不清楚她究竟出了什么毛病。她那一贯整齐的灰褐色头发如今已零乱不堪,发际之间还有一些细小的树枝和树叶,可她看上去好像一点也没有受伤。
    “庞弗雷夫人说她只是吓坏了。”赫敏小声说。
    “倒不如说是气坏了。”金妮说。
    “没错,她会动弹的,如果你这样试试看。”罗恩说着用舌头轻轻发出马蹄一样嘚嘚的声音。乌姆里奇腾的一下笔直地坐了起来,惊慌地朝四下张望着。
    “怎么了,教授?”庞弗雷夫人从她办公室里伸出头来大声问。
    “没……没有什么……”乌姆里奇急忙说,脑袋又埋进了她的枕头,“没有什么,我一定是在做梦……”
    赫敏和金妮埋在床褥里闷闷地大笑起来。
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