「たしかにそうらしいのう。我々は大いに感かん謝しゃしなければ。レモン・キャンディーはいかがかな」
「何ですって」
「レモン・キャンディーじゃよ。マグルの食べる甘いものじゃが、わしゃ、これが好きでな」
「結けっ構こうです」
レモン・キャンディーなど食べている場合ではないとばかりに、マクゴナガル先生は冷ひややかに答えた。
「いま申し上げましたように、たとえ『例のあの人』が消えたにせよ……」
「まあまあ、先生、あなたのように見けん識しきのおありになる方が、彼を名な指ざしで呼べないわけはないでしょう 『例のあの人』なんてまったくもってナンセンス。この十一年間、ちゃんと名前で呼ぶようみんなを説せっ得とくし続けてきたのじゃが。『ヴォルデモート』とね」
マクゴナガル先生はギクリとしたが、ダンブルドアはくっついたレモン・キャンディーをはがすのに夢中で気づかないようだった。
「『例のあの人』なんて呼び続けたら、混こん乱らんするばかりじゃよ。ヴォルデモートの名前を言うのが恐ろしいなんて、理由がないじゃろうが」
“好像是这样,”邓布利多说,“我们应该感到欣慰。您来一块柠檬雪糕好吗?”
“一块什么?”“一块柠檬雪糕。这是麻瓜们的一种甜点。我很喜欢。” “不了,谢谢。”麦格教授冷冷地说,看来她认为现在不是吃柠檬雪糕的时候。“像我说的,即使‘神秘人’真的走了—— ”
“我亲爱的教授,像您这样的明白人,总该可以直呼他的大名吧?什么神秘人不神秘人的,全都是瞎扯淡—— 十一年了,我一直想方设法说服大家,直呼他本人的名字:伏地魔,”麦格教授打了个寒噤,可邓布利多在掰两块粘在一起的雪糕,似乎没有留意。“要是我们还继续HLf神秘入神秘人的,一切就都乱套了。我看直呼伏地魔的大名也没有任何理由害怕。”