「それじゃ……やはり本当なんですか」
マクゴナガル先生は口ごもった。
「あれほどのことをやっておきながら……あんなにたくさん人を殺したのに……小さな子供を殺しそこねたっていうんですか 驚異きょういですわ……よりによって、彼にとどめを刺さしたのは子供……それにしても、一いっ体たい全ぜん体たいハリーはどうやって生き延のびたんでしょう」
「想そう像ぞうするしかないじゃろう。本当のことはわからずじまいかもしれん」
マクゴナガル先生はレースのハンカチを取り出し、メガネの下から眼めに押し当てた。ダンブルドアは大きく鼻をすすると、ポケットから金きん時ど計けいを取り出して時間を見た。とてもおかしな時計だ。針は十二本もあるのに、数字が書いていない。そのかわり、小さな惑わく星せいがいくつも時計の縁ふちを回っていた。ダンブルドアにはこれでわかるらしい。時計をポケットにしまうと、こう言った。
「ハグリッドは遅おそいのう。ところで、あの男じゃろう わしがここに来ると教えたのは」
「そうです。一体全体なぜこんなところにおいでになったのか、たぶん話してはくださらないのでしょうね」
「ハリー・ポッターを、おばさん夫婦のところへ連れてくるためじゃよ。親しん戚せきはそれしかいないのでな」
“这—— 这是真的吗?”麦格教授用颤巍巍的声音说。“他做了这么多坏事..杀了这么多人..可竟然杀不了一个孩子?这简直令人震惊..我们想了那么多办法去阻止他..可苍天在上,哈利究竟是怎么幸免于难的呢?”
“我们只能猜测,”邓布利多说,“我们可能永远也不会知道。”
麦格教授掏出一块花边手帕轻轻拭了拭镜片后边的眼睛。邓布利多深深吸了一口气,从衣袋里掏出一块金表,认真看起来。那只表样子很奇怪,有十二根指针,却没有数字,还有一些小星沿着表盘边缘转动。邓布利多显然看明白了,他把表放回衣袋,说:“海格肯定迟到了。顺便问一句,我想,大概是他告诉您我要到这里来的吧?”
“是的,”麦格教授说,“可去的地方多了,您为什么偏偏要到这里来呢?我想,您大概不会告诉我吧?’'“我是来接哈利,把他送到他姨妈姨父家的。现在他们是他惟一的亲人了。”