「さてと……」
ダンブルドアがやっと口を開いた。
「これですんだ。もうここにいる必要はない。帰ってお祝いに参加しようかの」
「へい」
ハグリッドの声はくぐもっている。
「バイクは片かたづけておきますだ。マクゴナガル先生、ダンブルドア先生様、おやすみなせえ」
ハグリッドは流れ落ちる涙を上着の袖そででぬぐい、オートバイにさっとまたがり、エンジンをかけた。バイクは唸うなりをあげて空に舞まい上がり、夜の闇やみへと消えていった。
「後のちほどお会いしましょうぞ。マクゴナガル先生」
ダンブルドアはマクゴナガル先生の方に向かってうなずいた。マクゴナガル先生は答のかわりに鼻をかんだ。
ダンブルドアはくるりと背を向け、通りのむこうに向かって歩き出した。曲り角で立ち止まり、また銀の「灯ひ消けしライター」を取り出し、一回だけカチッといわせた。十二個の街がい灯とうがいっせいにともり、プリベット通りは急にオレンジ色に照らし出された。トラ猫が道のむこう側の角をしなやかに曲がっていくのが見えた。そして四番地の戸口のところには毛布の包みだけがポツンと見えた。
“好了,”邓布利多终于说,“到此结束了。我们没有必要继续待在这里。咱们还是去参加庆祝会吧。”
“是啊,”海格咕哝说,“我得去把车还给小天狼星。晚安,麦格教授—— 晚安,邓布利多教授。”
海格用外衣衣袖揩了揩流泪的眼睛,跨上摩托,踩着了发动机,随着一声吼叫,摩托车腾空而起,消失在夜色里。
“希望很快和您见面,麦格教授。”邓布利多朝麦格教授点头说。她擤了擤鼻子作为回答。
邓布利多转身来到街上。他在街角上掏出银制熄灯器,咔哒弹了一下,只见十二个火球又回到各自的路灯上,女贞路顿时映照出一片橙黄,他看见一只花斑猫正悄悄从街那头的拐角溜掉了。他恰好可以看见4号台阶上放着的那个用毯子裹着的小包。