後あとになって思えば、こんないいことばかりが続くはずがなかった。
昼食の後で、爬は虫ちゅう類るい館かんを見た。館内はヒヤッとして暗く、壁かべに沿ってガラスケースが並び、中には照明しょうめいがついていた。ガラスのむこうにはいろいろなトカゲやヘビがいて、材木や石の上をスルスルと這はい回っていた。ダドリーとピアーズは巨大な毒どくヘビコブラと、人間でも絞しめ殺しそうな太いニシキヘビを見たがった。ダドリーはすぐに館内で一番大きなヘビを見つけた。バーノンおじさんの車を二巻ふたまきにして砕くだいてくずかごに放ほうり込こみそうな大だい蛇じゃだ――ただし、いまはそういうムードではないらしい。それどころかぐっすり眠っている。
ダドリーは、ガラスに鼻を押しつけて、ツヤツヤと光る茶色のとぐろを見つめていた。
「動かしてよ」
ダドリーは父親にせがんだ。おじさんはガラスをトントンと叩たたいたが、ヘビは身じろぎもしない。
「もう一回やって」
ダドリーが命令した。おじさんは拳こぶしでドンドンとガラスを叩いたが、ヘビは眠り続けている。
「つまんないや」
ダドリーはブーブー言いながら行ってしまった。
哈利事后想想,他觉得自己应当明白好事不会持续太久的。
吃过午饭,他们来到爬虫馆。馆里阴冷、晦暗,沿四面墙都是明亮的玻璃窗。隔着玻璃只见各色蜥蜴和蛇在木块上或石块上爬来爬去,溜溜达达。达力和皮尔想看看有剧毒的大眼镜蛇和攻击性很强的巨蟒。达力很快就找到了馆里最大的一条巨蟒。它能用它的身体缠绕弗农姨父的汽车两圈,然后把它挤压成一堆废铁..不过这时看来它并没有这种心思,它睡得正香呢。
达力用鼻子紧贴着玻璃盯着这盘亮闪闪的棕色巨蟒。“让它动呀。”达力哼哼唧唧地央求他父亲。弗农姨父敲了敲玻璃,巨蟒却纹丝不动。“再敲一遍。”达力命令说。弗农姨父用指节狠狠地敲玻璃,可大蟒继续打盹o“真烦人。”达力抱怨了一句,拖着脚慢慢吞吞地走开了。