とうていそうは思えなかった。でもハリーは何も言わない方がいいと思った。食卓しょくたくについて、ストーンウォール入学の第一日目の自分の姿を想そう像ぞうした……たぶん年とった象ぞうの皮を着たみたいに見えるだろうな……でもそれは考えないことにした。
ダドリーとバーノンおじさんが入ってきて、臭いに顔をしかめた。バーノンおじさんはいつものように朝刊ちょうかんを広げ、ダドリーは、片かた時ときも手放さないスメルティングズ校の杖つえで食卓をバンと叩たたいた。
その時、郵ゆう便びん受うけが開き、郵便が玄げん関かんマットの上に落ちる音がした。
「ダドリーや。郵便を取っておいで」と新聞の陰かげからバーノンおじさんの声。
「ハリーに取らせろよ」
「ハリー、取ってこい」
「ダドリーに取らせてよ」
「ダドリー、スメルティングズの杖でつついてやれ」
ハリーはスメルティングズ杖をかわし、郵便を取りにいった。マットの上に三通落ちている。ワイト島でバケーションを過ごしているバーノンおじさんの妹、マージからの絵え葉は書がき。請せい求きゅう書しょらしい茶ちゃ封ぶう筒とう。それに……ハリー宛あての手紙。
哈利对此非常怀疑,但他还是觉得最好不要跟她争论。他坐下来吃早饭时,竭力不去想第一天去石墙中学上学自己会是什么模样,八成像披着大象的旧象皮吧。
达力和弗农姨父进来时,都因为哈利那套新校服散发的味道皱起了鼻子。弗农姨父像通常一样打开报纸,达力则把他从不离身的斯梅廷手杖啪的一声放到桌上。
他们听到信箱咔哒响了一声,一些信落到大门口的擦脚垫上。“去拿信,达力。”弗农姨父从报纸后边说。
’ “叫哈利去捡。”“哈利去捡。”“达力去捡。”“用你的斯梅廷手杖赶他去捡。”哈利躲闪着斯梅廷手杖,去捡信。擦脚垫上有三样邮件:一封是弗农姨父的姐姐玛姬姑妈寄来的明信片,她现在在怀特岛上度假;另一封是看来像账单的棕色信封;还有—— 一封是寄给哈利的信。