「小こ僧ぞう、早くせんか」
キッチンからバーノンおじさんの怒ど鳴なり声がする。
「何をやっとるんだ。手て紙がみ爆ばく弾だんの検けん査さでもしとるのか」
自分のジョークでおじさんはケラケラ笑った。
ハリーは手紙を見つめたままでキッチンに戻った。バーノンおじさんに請せい求きゅう書しょと絵え葉は書がきを渡わたし、椅い子すに座ってゆっくりと黄色の封筒を開きはじめた。
バーノンおじさんは請求書の封筒をビリビリと開あけ、不ふ機き嫌げんにフンと鼻を鳴らし、次に絵葉書の裏うらを返して読んだ。
「マージが病気だよ。腐くさりかけた貝を食くったらしい……」
とペチュニアおばさんに伝えたその時、ダドリーが突とつ然ぜん叫さけんだ。
「パパ ねえ ハリーが何か持ってるよ」
ハリーは、封筒と同じ厚あつ手での羊皮紙に書かれた手紙をまさに広げようとしていた。が、バーノンおじさんがそれをひったくった。
「それ、僕のだよ」
ハリーは奪うばい返そうとした。
“小子,快拿过来!”弗农姨父在厨房里喊起来,“你在于什么,在检查邮包有没有炸弹吗?”他开了个玩笑,自己也咯咯地笑开了。
哈利回到厨房,目光一直盯着他的那封信。他把账单和明信片递给弗农姨父,然后坐下来,慢慢拆开他那个黄色的信封。弗农姨父拆开有账单的信封,厌恶地哼了一声,又把明信片轻轻翻转过来。
“玛姬病倒了,”他对佩妮姨妈说,“吃了有问题的油螺..”“老爸!”达力突然说,“老爸,哈利收到什么东西了!”