「ぼく、読みたいよ」
ダドリーがわめいた。
「僕に読ませて。それ、僕のだよ」
ハリーは怒った。
「あっちへ行け 二人ともだ」
バーノンおじさんは、手紙を封ふう筒とうに押おし込こみながら、嗄かすれた声でそう言った。
「僕の手紙を返して」
ハリーはその場ばを動かなかった。
「ぼくが見るんだ」
ダドリーも迫った。
「行けと言ったら行け」
そう怒ど鳴なるやいなや、バーノンおじさんは、二人の襟えり首くびをつかんで部屋の外に放ほうり出し、ピシャリとキッチンのドアを閉めてしまった。どちらが鍵かぎ穴あなに耳をつけられるか、ハリーとダドリーの無む言ごんの激はげしい争そう奪だつ戦せんはダドリーの勝ちに終わった。ハリーは争いでずり落ちたメガネを片かた耳みみからぶら下げたまま床に這はいつくばり、ドアと床の間の隙すき間まから漏もれてくる声を聞こうとした。
“我要看那封信。”他大声说。
“我要看。”哈利气呼呼地说,“因为那封信是写给我的。”
“你们俩,统统给我出去。”弗农姨父用低沉而沙哑的声音说,把信重新塞到信封里。
哈利没有动。
“我要我的信!”他大叫说。
“让我看!_,,达力命令说。。
“出去!”弗农姨父吼了起来,揪住哈利和达力的脖领,把他们俩扔到了走廊里,砰地一声关上厨房门。哈利和达力两人都火冒三丈,为争夺由锁孔窥视的权利,悄悄地争斗起来。最后达力胜利了。啥利一只耳朵上挂着他那副破眼镜,只好趴在地板上,贴着门和地板之间的缝隙窥探动静。