「おまえに手紙なんぞ書くやつがいるか」
とバーノンおじさんはせせら笑い、片かた手てでパラっと手紙を開いてチラリと目をやった。とたんに、おじさんの顔が交こう差さ点てんの信号よりすばやく赤から青に変わった。それだけではない。数秒後には、腐りかけたお粥かゆのような白っぽい灰色になった。
「ぺ、ペ、ペチュニア」
おじさんは喘あえぎながら言った。
ダドリーが手紙を奪うばって読もうとしたが、おじさんは手が届かないように高々と掲かかげていた。ペチュニアおばさんはいぶかしげに手紙を取り、最初の一行を読んだ。とたんに、喉のどに手をやり、窒ちっ息そくしそうな声をあげた。一瞬いっしゅん、気を失うかのように見えた。
「バーノン、どうしましょう……あなた」
二人は顔を見合わせ、ハリーやダドリーがそこにいることなど忘れたかのようだった。ダドリーは無む視しされることに慣なれていない。スメルティングズ杖づえで、父親の頭をコツンと叩たたいた。
哈利刚要打开他那封写在厚重羊皮纸上的信,信却被弗农姨父一把从手中抢过去了。‘ “那是写给我的!”哈利说,想把信夺回来。“谁会给你写信?”弗农姨父讥讽地说,用一只手把信纸抖开,朝它瞥了一眼。
他的脸一下子由红变青,比红绿灯变得还快。事情到这里并没结束。几秒钟之内他的脸就变得像灰色的麦片粥一样灰白了。
“佩一佩一佩妮!”他气喘吁吁地说。
达力想把信抢过来看,可是弗农姨父把信举得老高,他够不着。佩妮姨妈好奇地把信拿过去,刚看第一行,她就好像要晕倒了。她抓住喉咙,噎了一下,像要背过气去。
“德思礼!哎呀!我的天—— 德思礼!”
他ff]俩你看我,我看你,都不说话,似乎忘了哈利和达力还在屋里。达力是不习惯被人冷落的。他甩斯梅廷手杖朝他父亲的头上狠狠地敲了一下。