「あの、僕、まだあなたが誰だかわからないんですけど」
大男はお茶をガブリと飲んで、手の甲こうで口をぬぐった。
「ハグリッドって呼んでおくれ。みんなそう呼ぶんだ。さっき言ったように、ホグワーツの番人だ――ホグワーツのことはもちろん知っとろうな」
「あの……、いいえ」
ハグリッドはショックを受けたような顔をした。
「ごめんなさい」ハリーは慌あわてて言った。
「ごめんなさいだと」
ハグリッドは吠ほえるような大声を出すと、ダーズリーたちを睨にらみつけた。ダーズリー親子は薄うす暗ぐらい所で、小さくなっていた。
「ごめんなさいはこいつらのセリフだ。おまえさんが手紙を受け取ってないのは知っとったが、まさかホグワーツのことも知らんとは、思ってもみなかったぞ。なんてこった おまえの両親がいったいどこであんなにいろんなことを学んだのか、不ふ思し議ぎに思わなんだのか」
“对不起,可我真的还是不知道您是谁?”巨人喝下一大口茶,用手背揩了揩嘴。“就叫我海格吧,”他说,“大伙都这么叫我。我刚才对你说过,我是霍格沃茨的钥匙保管员—— 当然,霍格沃茨你总该知道吧?”“唔—— 我不知道。”哈和说。海格显得震惊。“对不起。”哈利连忙说。“对不起?”海格吼起来,调过头瞪着德思礼夫妇,他们俩吓得躲到暗处去了。
“说对不起的应当是他们!我知道你没有收到那些信,但是我万万没有想到你竟然不知道霍格沃茨,我的天哪!难道你从来没想过你父母是在哪里学会那一切的吗?”