「名前を書いてみたら」ハリーが促うながした。
「うんにゃ、名前の綴つづりがわからん。言うぞ、それっ ヴォルデモート」
ハグリッドは身み震ぶるいした。
「二度と口にさせんでくれ。そういうこった。もう二十年も前になるが、この魔法使いは仲なか間まを集めはじめた。何人かは仲間に入った……恐れて入った者もいたし、そいつがどんどん力をつけていたので、おこぼれにあずかろうとした者もいた。暗あん黒こくの日々じゃよ、ハリー。誰を信じていいかわからん。知らない連中れんちゅうとはとても友達になろうなんて考えられん……恐ろしいことがいろいろ起こった。我々の世界をそいつが支配するようになった。もちろん、立ち向かう者もいた……だが、みんな殺された。恐ろしや……残された数少ない安全な場所がホグワーツだった。ダンブルドアだけは、『例のあの人』も一いち目もく置おいていた。学校にだけはさすがに手出しができんかった。その時はな。そういうこった。
“你能写出来吗?”哈利提醒说。
“不行—— 这个字我不会拼。好吧—— 他叫伏地魔。”海格打了个寒噤,‘‘别再逼我重复他的名字了。总之,这个..这个巫师,大概二十年前吧,他开始为自己找门徒。他也找到了一些人..他们有些是因为怕他,有些是想从他那里学到些功法,因为他法力高强。好了。那段日子可真是黑暗啊,哈利。你不知道应该相信谁,也不敢跟陌生的男女巫师交朋友..还发生了许多可怕的事情。他接管了我们这个世界。当然有些人反对他,他就把他们都杀掉了。太可怕了。当时惟一安全的地方就只有霍格沃茨。那个神秘人最害怕的就是邓布利多。横竖不敢动那所学校,至少当时是这样。