「魔ま法ほう省しょうがまた問題を起こした」
ハグリッドがページをめくりながら呟つぶやいた。
「魔法省なんてあるの」
ハリーは思わず質問してしまった。
「さよう。当とう然ぜん、ダンブルドアを大臣にと請こわれたんだがな、ホグワーツを離はなれなさるわけがない。そこでコーネリウス・ファッジなんてのが大臣になってな。あんなにドジなやつも珍めずらしい。毎朝ふくろう便びんを何羽も出してダンブルドアにしつこくお伺うかがいをたてとるよ」
「でも、魔法省って、いったい何するの」
「そうさな、一番の仕事は魔法使いや魔女があちこちにいるんだってことを、マグルに秘ひ密みつにしておくことだ」
「どうして」
「どうしてってかって そりゃあおまえ、みんなすぐ魔法で物事を解かい決けつしたがるようになろうが。うんにゃ、我々はかかわり合いにならんのが一番いい」
“魔法部总是把事情搞得一团糟。”海格翻过报纸,抱怨说。“还有魔法部?”哈利忍不住问。“当然了,”海格说,“他们当然希望邓布利多当他们的部长,可是他决意不离开霍格沃茨。这么一来,老康奈利福吉就担任了这一职务。他是天下最没头脑的人了,总是砸锅。所以他每天早晨总派许多猫头鹰到邓布利多那里去要邓布利多出点子。”
“可这个魔法部做些什么呢?”“哦,他们的主要工作是不让麻瓜们发现这个国家还有那么多男女巫师。”“为什么?”“为什么?我的天哪,哈利,人人都希望用法术来解决遇到的难题。我们最好还是别去惹这些事。”