ハリーは次から次と握手した。ドリス・クロックフォードなど何度も握手を求めてきた。青白い顔の若い男がいかにも神しん経けい質しつそうに進み出た。片かた方ほうの目がピクピク痙けい攣れんしている。
「クィレル教授きょうじゅ」
ハグリッドが言った。
「ハリー、クィレル先生はホグワーツの先生だよ」
「ポ、ポ、ポッター君」
クィレル先生はハリーの手を握にぎり、どもりながら言った。
「お会いできて、ど、どんなにう、うれしいか」
「クィレル先生、どんな魔法を教えていらっしゃるんですか」
「や、や、闇やみの魔術まじゅつに対たいするぼ、ぼ、防ぼう衛えいです」
教授は、まるでそのことは考えたくないとでもいうようにボソボソ言った。
「君きみにそれがひ、必要だというわけではな、ないがね。え ポ、ポ、ポッター君」
教授は神経質そうに笑った。
「学用品をそ、揃そろえにきたんだね わ、私も、吸きゅう血けつ鬼きの新しいほ、本をか、買いにいく、ひ、必要がある」
教授は自分の言ったことにさえ脅おびえているようだった。
于是哈利就一遍又一遍地握手—— 科多利总跑过来要求再跟他握一次。一个面色苍白的年轻人走过来,神情显得非常紧张,他的一只眼睛在抽动。“奇洛教授!”海格说,“哈利,奇洛教授是在霍格沃茨教你的老师之一呢。”“波一波一波特,”奇洛教授结结巴巴地说,抓起哈利的手,“见到你有说一说不出的一高一高兴。”“您教哪一类魔法,奇洛教授?”“对付黑一黑一黑魔法的防一防御术。”奇洛教授含糊不清地说,似乎他觉得还是不提为好。“这你已经用— 用不— 不着学了,是吧,波— 波— 波特先生?”他神经质地哈哈大笑起来。“你这是准一准备去买你需要的东西吧?我也要一要去买一买一本关于吸血鬼的新一新书。”似乎想起这件事就把他吓坏了。