「見ろよ。ニンバス新しん型がただ……超ちょう高こう速そくだぜ」
マントの店、望ぼう遠えん鏡きょうの店、ハリーが見たこともない不ふ思し議ぎな銀の道具を売っている店もある。
こうもりの脾ひ臓ぞうやうなぎの目玉の樽たるをうずたかく積み上げたショーウィンドウ。いまにも崩くずれてきそうな呪じゅ文もんの本の山。羽は根ねペンや羊よう皮ひ紙し、薬瓶くすりびん、月げっ球きゅう儀ぎ……。
「グリンゴッツだ」ハグリッドの声がした。
小さな店の立ち並ぶ中、ひときわ高くそびえる真っ白な建物だった。磨みがき上げられたブロンズの観かん音のん開びらきの扉とびらの両脇りょうわきに、真しん紅くと金こん色じきの制せい服ふくを着て立っているのは……。
「さよう、あれが小こ鬼おにだ」
そちらに向かって白い石段を登りながら、ハグリッドがヒソヒソ声で言った。小鬼はハリーより頭一つ小さい。浅あさ黒ぐろい賢かしこそうな顔つきに、先の尖とがった顎あご鬚ひげ、それに、なんと手の指と足の先の長いこと。二人が入口に進むと、小鬼がお辞じ儀ぎした。中には二番目の扉がある。今度は銀色の扉で、何か言葉が刻きざまれている。
“看哪,”哈利听见一个男孩说,“那是新型的光轮2000—— 最高速—— ”
还有的商店出售长袍,有的出售望远镜和哈利从来见过的稀奇古怪的银器。
还有的橱窗里摆满了一篓篓蝙蝠脾脏和鳗鱼眼珠,堆满了符咒书、羽毛笔、一卷卷羊皮纸、药瓶、月球仪..
“古灵阁到了。”海格说。
他们来到一幢高高耸立在周围店铺之上的雪白楼房前,亮闪闪的青铜大门旁,站着一个穿一身猩红镶金制服的身影,那不就是——
“不错,那就是一个妖精。”当他们沿着白色石阶朝那人走去时,海格镇定地小声说。
这个妖精大约比哈利矮一头,生着一张透着聪明的黝黑面孔,尖尖的胡子,哈利发现他的手和脚都特别长。他们进门时,那妖精向他们鞠躬行礼。之后他们面前出现了第二道门,是银色的,两扇门上镌刻着如下的文字: