「それで、これが例の……」
老人は白く長い指で、ハリーの額ひたいの稲いな妻ずま形がたの傷きず痕あとに触ふれた。
「悲かなしいことに、この傷をつけたのも、わしの店で売った杖つえじゃ」静かな言い方だった。
「三十四センチもあってな。イチイの木でできた強力な杖じゃ。とても強いが、間違った者の手に……そう、もしあの杖が世の中に出て、何をするのかわしが知っておればのう……」
老人は頭を振り、そして、ハグリッドに気づいたので、ハリーはほっとした。
「ルビウス ルビウス・ハグリッドじゃないか また会えてうれしいよ……四十一センチの樫かしの木。よく曲がる。そうじゃったな」
「ああ、じいさま。そのとおりです」
「いい杖じゃった。あれは。じゃが、おまえさんが退たい学がくになった時、真まっ二ぷたつに折おられてしもうたのじゃったな」
オリバンダー老人は急に険けわしい口調くちょうになった。
“哦,这就是..”奥利凡德先生用苍自的长手指抚摸着哈利额上那道闪电形的伤疤。
“很对不起,这是我卖出的一根魔杖干的。”他柔声细语说,“十三英寸半长。紫杉木的。力量很强,强极了,却落到了坏人手里..要是早知道这根魔杖做成后,会做出这样的事..”
他摇摇头,接着一眼认出了海格,这使哈利松了一口气。“鲁伯!鲁伯海格!又见到您了,真是太高兴啦..橡木的,十六英寸长,有点儿弯,对吧?”“不错,先生。”海格说。“那可是一根好魔杖啊。可我想,他们在开除你的时候,准被他们撅折了吧?”奥利凡德先生说,突然变得严肃起来。