ハグリッドは、ハリーがダーズリー家に戻る電車に乗り込むのを手伝った。
「ホグワーツ行きの切符だ」
ハグリッドは封ふう筒とうを手て渡わたした。
「九月一日――キングズ・クロス駅発――全部切符に書いてある。ダーズリーのとこでまずいことがあったら、おまえさんのふくろうに手紙を持たせてよこしな。ふくろうが俺おれのいるところを探し出してくれる。……じゃあな。ハリー。またすぐ会おう」
電車が走り出した。ハリーはハグリッドの姿が見えなくなるまで見ていたかった。座ざ席せきから立ち上がり、窓に鼻を押しつけて見ていたが、瞬まばたきをしたとたん、ハグリッドの姿は消えていた。
海格把哈利送上可以回德思礼家的火车,然后递给他一封信。
“这是你去霍格沃茨的车票。”他说,“九月一日—— 国王十字车站—— 票上都有。德思礼夫妇要是欺负你,就写封信让猫头鹰给我送来,它知道到什么地方去找我..下次再见了,哈利。”
火车驶出了车站。哈利想目送海格离去,他跪到座位上,鼻子紧贴着车窗,一眨眼工夫,海格就不见了。