八月の最後の日、ハリーはおじさん、おばさんに、明あ日す、キングズ・クロス駅に行くと話さなければならなかった。居い間まに行くと、みんなテレビのクイズ番組を見ているところだった。自分がそこにいることを知らせるのに、ハリーが咳せき払ばらいすると、ダドリーは悲ひ鳴めいをあげて部屋から飛び出していった。
「あの――バーノンおじさん」
おじさんは返事のかわりにウームと唸うなった。
「あの……あしたキングズ・クロスに行って……そこから、あの、ホグワーツに出発なんだけど」
おじさんはまたウームと唸った。
「車で送っていただけますか」
またまたウーム。ハリーはイエスの意味だと思った。
「ありがとう」
二階に戻ろうとした時、やっとおじさんが口をきいた。
「魔法学校に行くにしちゃ、おかしなやり方じゃないか。汽車なんて。空飛ぶ絨毯じゅうたんはみんなパンクかい」
ハリーは黙だまっていた。
「いったい、その学校とやらはどこにあるんだい」
「僕、知りません」
ハリーも初めてそのことに気がついた。ポケットからハグリッドのくれた切符を引っ張り出してみた。
八月的最后一天,哈利觉得最好还是跟姨父姨妈谈谈明天去国王十字车站的事,于是他下楼来到起居室,姨父姨妈正在看竞猜电视节目。他清了一下嗓子,好让他们知道他来了;达力尖叫着跑出屋去。
“哦—— 弗农姨父?”弗农姨父哼了一声,表示他在听。
“哦—— 我明天得去国王十字车站—— 去霍格沃茨。” 弗农姨父又哼了一声。“请问您用车送我一下行吗?”“哼。”哈利认为这就是表示可以。“谢谢您。”他刚要回到搂上去,弗农姨父却真的开口说话了。
“坐火车去巫师学校未免太可笑了。他们的魔毯全都破光了吗?”哈利没吭声。“这所学校到底在什么地方?你说。”“我不知道。”哈利说,刚刚才想到这一点。他从衣袋里掏出海格给他的火车票。