と言うと、男の子は歩き出した。双ふた子ごの片かた方ほうが後ろから「急げ」と声をかけた。一瞬いっしゅんのうちにフレッドの姿は消えていた……でも、いったいどうやったんだろう
今度は三番目の男の子が改かい札さつ口ぐちの柵さくに向かってキビキビと歩きだした――そのあたりに着いた――と思ったら、またしても急に影かげも形もない。
こうなったら他ほかに手はない。
「すみません」
ハリーはふっくらおばさんに話しかけた。
「あら、こんにちは。坊や、ホグワーツへは初めて ロンもそうなのよ」
おばさんは最後に残った男の子を指さした。背が高く、やせて、ひょろっとした子で、そばかすだらけで、手足が大きく、鼻が高かった。
「はい。でも……あの、僕、わからなくて。どうやって……」
「どうやってプラットホームに行くかってことね」
おばさんが優やさしく言った。ハリーはうなずいた。
「心配しなくていいのよ。九番と十番の間の柵に向かってまっすぐに歩けばいいの。立ち止まったり、ぶつかるんじゃないかって怖こわがったりしないこと、これが大切よ。怖かったら少し走るといいわ。さあ、ロンの前に行って」
这孩子说完就朝前走了。他的孪生兄弟在背后催他快点。他想必听了他的话,因为他一转眼就不见了—— 可他是怎么做的呢?这时第三个兄弟迈着轻快的步子朝检票口走去—— 他刚要走到—— 突然,也不见了。
没有别的办法。
“对不起。”哈利对胖女人说。
“喂,亲爱的,”她说,“头一回上霍格沃茨吧?罗恩也是新生。” 她指着最后、也是她最小的儿子说。这孩子又瘦又高,显得笨手笨脚,满脸雀斑,大手、大脚、长鼻子。“是的,”哈利说,“问题是—— 问题是我不知道该怎么去—— ” “该怎么去站台是吗?”她善解人意地说,哈利点点头。
“别担心,”她说,“你只要照直朝第9和第10站台之间的检票口走就是了。别停下来,别害怕,照直往里7中,这很重要。要是你心里紧张,你就一溜小跑。走吧。你先走,罗恩跟着你。”