「ごめんね。僕のヒキガエルを見かけなかった」
二人が首を横に振ると、男の子はメソメソ泣き出した。
「いなくなっちゃった。僕から逃げてばっかりいるんだ」
「きっと出てくるよ」ハリーが言った。
「うん。もし見かけたら……」男の子はしょげ返ってそう言うと出ていった。
「どうしてそんなこと気にするのかなあ。僕がヒキガエルなんか持ってたら、なるべく早くなくしちゃいたいけどな。もっとも、僕だってスキャバーズを持ってきたんだから人のことは言えないけどね」
ねずみはロンの膝ひざの上でグーグー眠り続けている。
「死んでたって、きっと見分けがつかないよ」ロンはうんざりした口調くちょうだ。
「きのう、少しはおもしろくしてやろうと思って、黄色に変えようとしたんだ。でも呪じゅ文もんが効きかなかった。やって見せようか――見てて……」
ロンはトランクをガサゴソ引ひっ掻かき回して、くたびれたような杖つえを取り出した。あちこちボロボロと欠けていて、端はしからなにやら白いキラキラするものがのぞいている。
“对不起,”他说,“我想问问,你看见我的蟾蜍了吗?” 哈利和罗恩都摇摇头,他就大哭起来。“我又把它弄丢了!它总想从我身边跑掉!”“它会回来的。”哈利说。
“是啊,”孩子伤心地说,“那么,要是你们看见..”
他走了。
“我不明白,他为什么这么着急。”罗恩说,“我要是买了一只蟾蜍,我会想办法尽快把它弄丢,越快越好。不过我既然带了斑斑,也就没话可说了。”
老鼠还在罗恩的腿上打盹。
“它说不定早死了,反正死活都一样。”罗恩厌烦地说,“我昨天试着想把它变成黄色的,变得好玩一些,可是我的咒语不灵。我现在来做给你看看,注意了..”
他在皮箱里摸索了半天,拽出一根很破旧的魔杖,有些地方都剥落了,一头还闪着白色亮光。