「まあ、そのうちわかると思うけど、これ、世界一おもしろいスポーツだぜ……」
と言うなり、ロンは詳くわしく説明しだした。ボールは四個、七人の選手のポジションはどこ、兄あに貴きたちと見にいった有名な試合がどうだったか、お金があればこんな箒ほうきを買いたい……ロンが、まさにこれからがおもしろいと、専せん門せん的てきな話に入ろうとしていた時、またコンパートメントの戸が開あいた。今度は、「ヒキガエル探さがし」のネビルでもハーマイオニーでもなかった。
男の子が三人入ってきた。ハリーは真ん中の一人が誰であるか一ひと目めでわかった。あのマダム・マルキン洋よう装そう店てんにいた、青白い子だ。ダイアゴン横丁よこちょうの時よりずっと強い関かん心しんを示してハリーを見ている。
「ほんとかい このコンパートメントにハリー・ポッターがいるって、汽車の中じゃその話で持ち切りなんだけど。それじゃ、君なのか」
「そうだよ」とハリーが答えた。
ハリーはあとの二人に目をやった。二人ともガッチリとして、この上なく意い地じ悪わるそうだった。青白い男の子の両脇りょうわきに立っていると、ボディガードのようだ。
「ああ、こいつはクラッブで、こっちがゴイルさ」
ハリーの視し線せんに気づいた青白い子が、無む造ぞう作さに言った。
“哦,你等等,这是世界上最好的娱乐—— ”接着他就滔滔不绝地讲解四只球,七名队员的位置,绘声绘色地讲他跟几个哥哥去看的几场有名的球赛,并说等他有了钱,他要买一把他喜欢的飞天扫帚。当他正好讲到球赛最精彩的地方时,隔间门又被推开了,不过这回进来的不是丢失蟾蜍的男孩纳威,也不是赫敏格兰杰。
进来了三个男孩,哈利立刻认出中间的一个正是他在摩金夫人长袍店里遇到的那个面色苍白的男孩。他怀着比在对角巷时大得多的兴趣注视着哈利。
“是真的吗?”他问,“整列火车上的人都在纷纷议论,说哈利波特在这个隔间里。这么说,那就是你了。对吧?”“是的。”哈利说,他看着另外两个男孩,他们俩都是矮胖墩,而且长相特别难看,站在小白脸两边,一边一个,简直像他的一对保镖。“哦,这是克拉布,这是高尔。”面色苍白的男孩发现哈利在看他们,就随随便便地说,