テーブルの反対側では、パーシーとハーマイオニーが授業じゅぎょうについて話していた。
「ほんとに、早く始まればいいと思うわ。勉強することがいっぱいあるんですもの。私、特に変身術に興味きょうみがあるの。ほら、何かをほかのものに変えるっていう術。もちろんすごく難むずかしいって言われてるけど……」「はじめは小さなものから試ためすんだよ。マッチを針に変えるとか……」
ハリーは体が暖かくなり、眠くなってきた。来らい賓ひん席せきを見上げると、ハグリッドはゴブレットでグイグイ飲んでいた。マクゴナガル先生はダンブルドア先生と話している。バカバカしいターバンを巻いたクィレル先生は、ねっとりした黒くろ髪かみ、鉤かぎ鼻ばな、土つち気け色いろの顔をした先生と話していた。
突とつ然ぜん何かが起こった。鉤鼻の先生がクィレル先生のターバン越ごしにハリーと目を合わせたとたん、ハリーの額ひたいの傷きずに痛みが走った。
「イタッ」ハリーはとっさに手でパシリと額を覆おおった。
「どうした」パーシーが尋たずねた。
「な、なんでもないです」
痛みは急に走り、同じように急に消えた。しかしあの目つきから受けた感触かんしょくは簡単には振り払えなかった。あの目はハリーが大嫌いだと言っていた……。
哈利的另一边珀西韦斯莱和赫敏正在议论他们的功课(“我真希望直截了当,要学的东西太多了,我对变形术特别感兴趣。你知道,把一样东西变成另一样东西,当然,应该是非常困难—— ”;“你应当从小的东西变起,比如把火柴变成针什么的—— ”)。
哈利浑身热起来,想睡觉,但又抬头看了看主宾席。海格正举杯狂饮。麦格教授在跟邓布利多教授说着什么。头上裹着可笑围巾的奇洛教授正跟一位一头油腻黑发、鹰钩鼻、皮肤蜡黄的老师说话。
事情发生在一瞬间。鹰钩鼻老师越过奇洛教授的围巾直视哈利的眼睛—— 哈利顿感他前额上的那道伤疤一阵灼痛。
“哎呀!”哈利用一只手捂住前额。
“怎么了?”珀西问。
“没—— 没什么。”