「最後ですが、とても痛い死に方をしたくない人は、今年いっぱい四階の右側の廊下に入ってはいけません」
ハリーは笑ってしまったが、笑った生徒はほんの少数だった。
「まじめに言ってるんじゃないよね」
ハリーはパーシーに向かって呟つぶやいた。
「いや、まじめだよ」
パーシーがしかめ面つらでダンブルドアを見ながら言った。
「へんだな、どこか立たち入いり禁きん止しの場所がある時は必ず理由を説明してくれるのに……森には危き険けんな動物がたくさんいるし、それは誰でも知っている。せめて僕たち監かん督とく生せいにはわけを言ってくれてもよかったのに」
「では、寝る前に校歌を歌いましょう」
ダンブルドアが声を張りあげた。ハリーには他ほかの先生方がたの笑え顔がおが急にこわばったように見えた。
ダンブルドアが魔法の杖つえをまるで杖つえ先さきに止まった蝿はえを振り払うようにヒョイと動かすと、金色のりぼんが長なが々ながと流れ出て、テーブルの上高く昇り、ヘビのようにクネクネと曲がって文字を書いた。
「みんな自分の好きなメロディーで。では、さん、し、はい」
学校中が大声で唸うなった。
“最后,我必须告诉大家,凡不愿遭遇意外、痛苦惨死的人,请不要进入四楼靠右边的走廊。”
哈利哈哈大笑,但笑的人毕竟只有少数几个。
“他不是认真的吧?”哈利悄声问珀西。
“不可能,”珀西朝邓布利多皱起眉头说。“奇怪的是凡不准许我们去的地方,他通常都说明原因,比如,树林里有许多危险的野兽,这一点大家都知道。我想他至少该对我们的级长讲清楚。”
“现在,在大家就寝之前,让我们一起来唱校歌!”邓布利多大声说。哈利发现其他老师的笑容似乎都僵住了。
邓布利多将魔杖轻轻一弹,魔杖中就飘飞出一条长长的金色彩带,在高高的餐桌上空像蛇一样扭动盘绕出一行行文字。
“每人选择自己喜欢的曲调。”邓布利多说,“预备,唱!”
于是全体师生放声高唱起来: