「合あい言こと葉ばは」とその婦人が聞いた。
「カプート ドラコニス」
パーシーがそう唱となえると、肖像画がパッと前に開き、その後ろの壁かべに丸い穴があるのが見えた。みんなやっとその高い穴に這はい登った――ネビルは足を持ち上げてもらわなければならなかった――穴はグリフィンドールの談だん話わ室しつにつながっていた。心ここ地ちよい円形の部屋で、ふかふかした肘ひじ掛かけ椅い子すがたくさん置いてあった。
パーシーの指示で、女子は女じょ子し寮りょうに続くドアから、男子は男子寮に続くドアからそれぞれの部屋に入った。螺ら旋せん階段のてっぺんに――そこは、いくつかある塔とうの一つに違いない――やっとベッドが見つかった。深しん紅くのビロードのカーテンがかかった、四本柱の天てん蓋がいつきベッドが五つ置いてあった。トランクはもう届いていた。くたくたに疲れてしゃべる元気もなく、みんなパジャマに着き替がえてベッドに潜もぐり込こんだ。
「すごいごちそうだったね」
ロンがカーテン越ごしにハリーに話しかけた。
「スキャバーズ、やめろ こいつ、僕のシーツを噛かんでいる」
ハリーはロンに糖とう蜜みつパイを食べたかどうか聞こうとしたが、あっという間に眠り込んでしまった。
“口令?”她说。
“龙渣。”珀西说。只见这幅画摇摇晃晃朝前移去,露出墙上的一个圆形洞口。他们都从墙洞里爬了过去—— 纳威还得有人拉他一把—— 之后,他们就发现已经来到格兰芬多的公共休息室了。这是一个舒适的圆形房间,摆满了软绵绵的扶手椅。
珀西指引姑娘们进一扇门,去往她们的寝室,然后再带男生们走进另一道门。在一部螺旋形的楼梯顶上—— 他们显然是在一座塔里—— 他们终于找到了自己的铺位:五张带四根帷柱的床,垂挂着深红色法兰绒幔帐。他们的箱子早已送了上来。他们已精疲力竭,不想再多说话,一个个换上睡衣就倒下睡了。
“今天的伙食太丰盛了,是吧?”罗恩隔着幔帐对哈利小声说。“走开,斑斑!它在啃我的床单呢。”
哈利本想问罗恩吃没吃糖浆饼,可没等开口就睡着了。