ハリーとロンにとって金曜日は記き念ねんすべき日になった。大おお広ひろ間まに朝食に下りて行くのに初めて一度も迷わずにたどりついたのだ。
「今日はなんの授業じゅぎょうだっけ」オートミールに砂糖をかけながら、ハリーがロンに尋たずねた。
「スリザリンの連中れんちゅうと一いっ緒しょに、魔ま法ほう薬やく学がくさ。スネイプはスリザリンの寮監りょうかんだ。いつもスリザリンを贔屓ひいきするってみんなが言ってる――本当かどうか今日わかるだろう」
とロンが答こたえた。
「マクゴナガルが僕たちを贔屓してくれたらいいのに」
とハリーが言った。マクゴナガル先生はグリフィンドールの寮監だが、だからといって、昨日きのうも、山ほど宿題を出すのをためらうわけではなかった。
ちょうどその時郵ゆう便びんが届いた。ハリーはもう慣れっこになったが、一番最初の朝食の時、何百羽というふくろうが突とつ然ぜん大広間になだれ込んできて、テーブルの上を旋せん回かいし、飼かい主ぬしを見つけると手紙や小包をその膝ひざに落としていくのを見て唖あ然ぜんとしたものだった。
星期五,对哈利和罗恩来说是一个关键的日子。他们终于找到了去餐厅吃早饭的路,中途没有迷失方向。
“今天我们都有哪些课?”哈利一边往麦片粥里放糖,一边问罗恩。“跟斯莱特林的学生们一起上两节魔药课。”罗恩说,‘‘斯内普是斯莱特林学院院长,都说他偏向自己的学生,现在倒可以看看是不是真是这样。”
“但愿麦格教授也能偏向我们。”哈利说。麦格教授是格兰芬多学院的院长,但她昨天照样给他们留了一大堆作业。
就在这时,邮件到了。现在哈利已经习惯了。可是在第一天吃早饭的时候。百十来只猫头鹰突然飞进餐厅,着实把他吓了一跳。这些猫头鹰围着餐桌飞来飞去,直到找到各自的主人,把信件或包裹扔到他们腿上。