ハグリッドとのお茶という楽しみがあったのはラッキーだった。なにしろ魔ま法ほう薬やく学がくの授業じゅぎょうが、最悪のクラスになってしまったからだ。
新入生の歓かん迎げい会かいの時から、スネイプ先生が自分のことを嫌っているとハリーは感じていた。魔法薬学の最初の授業で、ハリーは自分の考えが間違いだったと悟さとった。スネイプはハリーのことを嫌っているのではなかった――憎にくんでいるのだった。
魔法薬学の授業は地ち下か牢ろうで行われた。ここは城の中にある教室より寒く、壁かべにずらりと並んだガラス瓶びんの中でアルコール漬づけの動物がプカプカ浮いていなかったとしても、十分気き味みが悪かった。
フリットウィックと同じく、スネイプもまず出席を取った。そして、フリットウィックと同じく、ハリーの名前まできてちょっと止まった。
「あぁ、さよう」猫なで声だ。「ハリー・ポッター。われらが新しい――スターだね」
ドラコ・マルフォイは仲間のクラッブやゴイルとクスクス冷ひやかし笑いをした。出席を取り終わると、先生は生徒を見わたした。ハグリッドと同じ黒い目なのに、ハグリッドの目のような温あたたかみは一かけらもない。冷たくて、虚うつろで、暗いトンネルを思わせた。
幸好哈利还有跟海格一起喝茶这么个盼头,因为魔药课是哈利进霍格沃茨之后最厌烦的一门课程。
在开学宴会上,哈利就感到斯内普教授不喜欢他。第一节魔药课结束的时候,他才知道自己想错了。斯内普教授不是不喜欢他,而是恨他。
魔药课是在一问地下教室里上课。这里要比上边城堡主楼阴冷。沿墙摆放着玻璃罐,里面浸泡的动物标本更令你瑟瑟发抖。
斯内普和弗立维一样,一上课就拿起名册,而且也像弗立维一样,点到哈利的名字时总停下来。
“哦,是的,”他小声说,“哈利波特,这是我们新来的—— 鼎鼎大名的人物啊。”
德拉科马尔福和他的朋友克拉布和高尔用手捂着嘴吃吃地笑起来。斯内普点完名,便抬眼看着全班同学,眼睛像海格的一样乌黑,却没有海格的那股暖意。他的眼睛冷漠、空洞,使你想到两条漆黑的隧道。