大だい演えん説ぜつの後あとはクラス中が一いっ層そうシーンとなった。ハリーとロンは眉まゆ根ねをちょっと吊つり上げて互いに目め配くばせした。ハーマイオニー・グレンジャーは椅い子すの端はしに座り、身を乗り出すようにして、自分がウスノロではないと一いっ刻こくも早く証明したくてウズウズしていた。
スネイプが突とつ然ぜん、「ポッター」と呼んだ。
「アスフォデルの球根きゅうこんの粉ふん末まつにニガヨモギを煎せんじたものを加えると何になるか」
なんの球根の粉末を、なにを煎じたものに加えるって
ハリーはロンをチラッと見たが、ハリーと同じように「降こう参さんだ」という顔をしていた。ハーマイオニーが空中に高々と手を挙あげた。
「わかりません」ハリーが答えた。
スネイプは口くち元もとでせせら笑った。
「チッ、チッ、チ――有名なだけではどうにもならんらしい」
ハーマイオニーの手は無む視しされた。
他讲完短短的开场白之后,全班哑然无声。哈利和罗恩扬了扬眉,交换了一下眼色。赫敏格兰杰几乎挪到椅子边上,朝前探着身子,看来是急于证明自己不是笨蛋傻瓜。
“波特!”斯内普突然说,“如果我把水仙根粉末加入艾草浸液会得到什么?”
什么草根粉末放到什么溶液里?哈利看了罗恩一眼,罗恩跟他一样也怔住了;赫敏的手臂高高地举到空中。
“我不知道,先生。”哈利说。
斯内普轻蔑地撇了撇嘴。
“啧,啧—— 看来名气并不能代表一切。”
斯内普有意不去理会赫敏高举的手臂。