「ロンです」とハリーが紹介しょうかいした。
ハグリッドは大きなティーポットに熱いお湯を注そそぎ、ロックケーキを皿に乗せた。
「ウィーズリー家の子かい。え」
ロンのそばかすをチラッと見ながらハグリッドが言った。
「おまえさんの双ふた子ごの兄あに貴きたちを森から追おっ払ぱらうのに、俺おれは人じん生せいの半分を費やしてるようなもんだ」
ロックケーキは歯が折おれるくらい固かったけれど、二人ともおいしそうなふりをして、初めての授業じゅぎょうについてハグリッドに話して聞かせた。ファングは頭をハリーの膝ひざに載のせ、服をよだれでダラダラにしていた。
ハグリッドがフィルチのことを「あの老おいぼれ」と呼んだのでハリーとロンは大喜びした。
「あの猫だがな、ミセス・ノリスだ。いつかファングを引き合わせなくちゃな。俺が学校に行くとな、知っとるか いつでもずーっと俺をつけ回す。どうしても追い払えん――フィルチのやつがそうさせとるんだ」
“这是罗恩。”哈利对海格说。海格正忙着把开水倒进一只大茶壶里,一边把岩皮饼往餐盘里放。“又是一个韦斯莱家的小兄弟吧?”海格说,朝罗恩的满脸雀斑瞟了一眼。“为了把这对孪生兄弟赶出禁林,我几乎耗费了大半辈子的精力。”
岩皮饼差点把他们的牙都硌掉了。哈利和罗恩却装出很爱吃的样子,一边把这几天上课的情景讲给海格昕。牙牙把头枕在哈利膝头上,口水把他的长袍都洇湿了一大片。
听海格管费尔奇叫“那个老饭桶”,哈利和罗恩很高兴。
“至于那只猫,那个叫洛丽丝夫人的,有朝一日我真想把她介绍给我的牙牙认识认识。你们知道吗,每次我去学校,无论到哪里它都跟着我,甩也甩不掉,准是费尔奇让它这么干的。”