ダドリーより嫌いやなヤツがこの世の中にいるなんて、ハリーは思ってもみなかった。でもそれはドラコ・マルフォイと出会うまでの話だ。一年生ではグリフィンドールとスリザリンが一いっ緒しょのクラスになるのは魔ま法ほう薬やく学がくの授業じゅぎょうだけだったので、グリフィンドール寮生りょうせいもマルフォイのことでそれほど嫌な思いをせずにすんだ。少なくとも、グリフィンドールの談だん話わ室しつに「お知らせ」が出るまではそうだった。掲けい示じを読んでみんながっくりした。
――飛ひ行こう訓くん練れんは木曜日に始まります。グリフィンドールとスリザリンとの合同授業です――
「そらきた。お望みどおりだ。マルフォイの目の前で箒ほうきに乗って、物もの笑わらいの種たねになるのさ」
何よりも空を飛ぶ授業を楽しみにしていたハリーは、失しつ望ぼうした。
「そうなるとはかぎらないよ。あいつ、クィディッチがうまいっていつも自じ慢まんしてるけど、口くち先さきだけだよ」
ロンの言うことはもっともだった。
第9章 午夜决斗
哈利以前一直不相信,他竟然会认识一个男孩,他恨这家伙比恨达力还厉害,他是在遇到德拉科马尔福之后才相信这一点的。不过,一年级的格兰芬多学生只有药剂课是和斯莱特林的学生一起上的,所以他们要忍受马尔福还不算困难。至少起初是这样的。后来有一天,他们发现格兰芬多的公共休息室里贴出了一张启事,看了之后全都唉声叹气。星期四就要开始上飞行课了—— 格兰芬多的学生要和斯莱特林的学生一起上课。
“真倒霉,”哈利沮丧地说,“果然不出我的所料。骑着一把飞天扫帚在马尔福面前出洋相。”
他一直在盼望学习飞行,这愿望比什么都强烈。
“你是不是会出洋相还不一定呢。”罗恩理智地说,“我知道马尔福总是吹嘘,说他玩魁地奇玩得特棒,但我敢打赌他只是在说大话。”