二人がもう声の届かないところまで行ったとたん、マルフォイは大声で笑い出した。
「あいつの顔を見たか あの大まぬけの」
他のスリザリン寮生りょうせいたちもはやしたてた。
「やめてよ、マルフォイ」パーバティ・パチルが咎とがめた。
「へー、ロングボトムの肩を持つの」
「パーバティったら、まさかあなたが、チビデブの泣き虫小こ僧ぞうに気があるなんて知らなかったわ」
気の強つよそうなスリザリンの女の子、パンジー・パーキンソンが冷ひやかした。
「ごらんよ」
マルフォイが飛び出して草むらの中から何かを拾ひろい出した。
「ロングボトムのばあさんが送ってきたバカ玉だ」
マルフォイが高々とさし上げると、『思い出し玉』はキラキラと陽ひに輝かがやいた。
「マルフォイ、こっちへ渡わたしてもらおう」
ハリーの静かな声に、みんなはおしゃべりをやめ、二人に注目した。
他们刚走得听不见了,马尔福就放声大笑起来。
“你们看见他那副面孔了吗,那个傻大个?,'其他斯莱特林的学生也随声附和。
“闭嘴,马尔福。”帕瓦蒂佩蒂尔厉声地说。
“嗬,护着隆巴顿?”潘西帕金森说,她是一个长相丑陋的斯莱特林女生。“没想到你居然会喜欢胖乎乎的小泪包,佩蒂尔。”
“瞧!”马尔福说着,冲过去抓起草地上的什么东西,“是那个大傻瓜隆巴顿的奶奶捎给他的。”
他举起记忆球,它在阳光下闪闪发光。
“拿过来,马尔福。”哈利低声说。大家都停止了说话,注视着。