「グリフィンドールがどうなるか気にならないの 自分のことばっかり気にして。スリザリンが寮杯りょうはいを取るなんて私はいやよ。私が変へん身しん呪じゅ文もんを知ってたおかげでマクゴナガル先生がくださった点数を、あなたたちがご破は算さんにするんだわ」
「あっちへ行けよ」
「いいわ。ちゃんと忠告ちゅうこくしましたからね。明あ日す家に帰る汽車の中で私の言ったことを思い出すでしょうよ。あなたたちは本当に……」
本当に何なのか、そのあとは聞けずじまいだった。ハーマイオニーが中に戻ろうと後ろを向くと、肖像画がなかった。太った婦人レディは夜のお出かけで、ハーマイオニーはグリフィンドール塔とうから締しめ出されてしまったのだ。
「さあ、どうしてくれるの」ハーマイオニーはけたたましい声で問とい詰つめた。
「知ったことか」とロンが言った。「僕たちはもう行かなきゃ。遅おくれちゃうよ」
廊ろう下かの入口にさえたどり着かないうちに、ハーマイオニーが追いついた。
「一いっ緒しょに行くわ」
「ダメ。来るなよ」
「ここに突つっ立ってフィルチに捕つかまるのを待ってろって言うの 三人とも見つかったら、私、フィルチに本当のことを言うわ。私はあなたたちを止めようとしたって。あなたたち、私の証人しょうにんになるのよ」
「君、相当の神しん経けいしてるぜ……」ロンが大声を出した。
“你难道不关心格兰芬多,只关心你自己吗?我不想让斯莱特林再赢得学院杯赛冠军,不想让你把我用转移咒语从麦格教授那里弄来的分数全部丢光。”“走开。”
“好吧,不过我警告你,等你明天坐火车回家时,你别忘了我说的话,你真是太—— ”
至于太怎么样,他们就不知道了。赫敏转向胖夫人的肖像,想重新钻回去,却发现自己面对的画上已空空如也。胖夫人深夜出去串门儿了,赫敏被关在了格兰芬多城堡外面。
“哎呀,现在我怎么办呢?'’她扯着嗓子问。
“那是你的问题。”罗恩说,“我们得走了,快要迟到了。”
还没等他们走到走廊尽头,赫敏就赶上来了。
“我和你们一起去。”她说。
“你不许去。”
“你们难道以为我会站在这外面,等费尔奇来把我抓住吗?如果他发现了我们三个人,我就把实情告诉他,就说我在试图劝阻你们,到时侯,你们可以为我的话作证。”“你胆子倒不小—— ”罗恩大声说。