一時間目が始まる前に二人だけで箒ほうきを見ようと、急いで大おお広ひろ間まを出たが、玄げん関かんホールの途中とちゅうで、クラッブとゴイルが寮りょうに上がる階段の前に立ちふさがっているのに気づいた。マルフォイがハリーの包みをひったくって、中身を確たしかめるように触さわった。
「箒だ」
マルフォイは妬ねたましさと苦にが々にがしさの入いり交まじった顔つきで、ハリーに包みを投げ返した。
「今度こそおしまいだな、ポッター。一年生は箒を持っちゃいけないんだ」
ロンは我が慢まんしきれずに言い返した。
「ただの箒なんかじゃないぞ。なんてったって、ニンバスだぜ。君、家に何持ってるって言った コメットかい」
ロンはハリーに向かってニヤッと笑いかけた。
「コメットって見かけは派は手でだけどニンバスとは格かくが違うんだよ」
「君に何がわかる、ウィーズリー。柄えの半分も買えないくせに。君と兄あに貴きたちとで小枝を一本ずつ貯ためなきゃならないくせに」
マルフォイが嚙かみついてきた。ロンが応おう戦せんしようとした時に、フリットウィック先生がマルフォイの肘ひじのあたりに現れた。 他们匆匆离开大厅,想赶在第一节课之前,找个没人的地方拆开包裹,拿出飞天扫帚。可是,就在穿过门厅时,他们发现上楼的路被克拉布和高尔挡住了。马尔福把包裹从哈利手里夺过去,摸了摸。
“是一把飞天扫帚。”他说,一边把包裹扔还给哈利,脸上混杂着嫉妒和怨恨的表情。“你等着挨罚吧,波特,一年级学生是不许玩这个的。”
罗恩按捺不住了。
“这不是什么旧型飞天扫帚,”他说,“这是光轮2000。你说你在家里有一把什么来着,马尔福?彗星260?”罗恩对哈利咧着嘴大笑。“彗星是挺耀眼的,但它们和光轮根本不是一个档次。”“你怎么知道,韦斯莱,你连半个扫帚把都弄不到。”马尔福凶巴巴地回敬道。“我猜你和你那些兄弟不得不一根枝子一根枝子地攒吧。”罗恩还没来得及回答,弗立维教授在马尔福胳膊肘边出现了。