「君たち、言い争いじゃないだろうね」先生がキーキー声で言った。
「先生、ポッターのところに箒が送られてきたんですよ」マルフォイが早さっ速そく言いつけた。
「いやー、いやー、そうらしいね」先生はハリーに笑いかけた。
「マクゴナガル先生が特とく別べつ措そ置ちについて話してくれたよ。ところでポッター、箒は何なに型がたかね」
「ニンバスです」
マルフォイのひきつった顔を見て、笑いを必ひっ死しで堪こらえながらハリーは答えた。
「実は、マルフォイのおかげで買っていただきました」
マルフォイは怒いかりと当とう惑わくをむき出しにした顔をした。二人は笑いを押し殺しながら階段を上がった。
大だい理り石せきの階段の上まで来た時、ハリーは思う存ぞん分ぶん笑った。
「だって本当だもの。もしマルフォイがネビルの『思い出し玉』を掠かすめていかなかったら、僕はチームには入れなかったし……」
「それじゃ、校こう則そくを破やぶってご褒ほう美びをもらったと思ってるのね」
背後から怒った声がした。ハーマイオニーだった。ハリーが持っている包みを、けしからんと言わんばかりに睨にらみつけ、階段を一段一段踏ふみしめて登ってくる。
“我希望不是在吵架吧,孩子们?”他尖着嗓子问。“有人给波特捎来一把飞天扫帚,教授。”马尔福忙不迭地说。“是啊,是啊,是这样的。”弗立维教授说着,朝哈利绽开笑容。“麦格教授把情况的特殊性都跟我说了,波特。是什么型号的?”“光轮2000,先生。”哈利说。看到马尔福脸上惊恐的表情,他拼命克制着不笑出来。“我能得到它,还多亏了这位马尔福呢。”他补充道。
哈利和罗恩往楼上走去。他们看到马尔福那副明显愤怒和迷惑的样子,不得不使劲把笑忍住。“真的,我说的是实话,”当他们来到大理石楼梯顶上时,哈利咯咯地笑着说,“如果不是他偷了纳威的玻璃球,我就进不了球队..”“所以你认为这是对你违反校规的奖励?”他们俩身后传来一个愤怒的声音。赫敏噔噔地走上楼来,不满地看着哈利手里的包裹。